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【2023年度】クレジットカードを「ポイント還元率」で選ぶとお得!複雑でよくわからない人の為のおすすめのクレジットカード特集

2019年1月11日

スマホ決済やクレジットカードの最大のメリットは、「ポイント」と「利便性」。

控えめに言っても、この2つ。

国ですら、消費税増税対策としてポイントでの還元の仕組みを全面に押し出しているくらい、ポイントには「お得感」がある。

しかし、今の日本のキャッシュレス事情を見ると、ポイントの仕組みがあまりに複雑過ぎてポイントがどれくらい貰えるかも把握できない

筆者の周りでも「クレジットカードのメリットがポイントなのはわかるが、正直よくわからずにいる」という声は多い。

そこで今回は、「とにかくポイントの還元が高いカードを選ぶ」という視点で、わかりやすくポイント解説したい。

キャッシュレスに慎重なシニア世代の人もわかりやすく説明するので、じっくり読んでみてほしい。

そして、ポイントの還元で得をするクレジットカードを紹介していくので、クレジットカード作りに迷った時は是非参考にしてほしい。

一生でどれくらいポイントが貯まるのか?

「ポイントとかよくわらないし、別にいい」と思ってるあなた。

下のデータを見ると考え方が変わるかもしれない

なぜなら、クレジットカードやスマホ決済で支払った時に貰えるポイントを計算していくと、無視できない事になっているからだ。

「チリも積もれば」ではないが、一生で大体どれくらいポイントが付くか計算してみよう。

年間100万円をクレジットカード支払いした場合

100円利用すると1ポイントが貰える時、還元率を1%としよう。

すると、還元率0.5%は200円=1ポイント還元率2.0%は50円=1ポイント貰える計算になる。

各ポイント還元率のクレジットカードで年間100万円利用したとする。

そして貰ったポイントの価値が1ポイント=1円だった場合、以下のような金額が実質使えるようになる。

期間 還元率0.5% 還元率1.0% 還元率2.0%
1年 5,000円 10,000円 20,000円
5年 25,000円 50,000円 100,000円
10年 50,000円 100,000円 200,000円
20年 100,000円 200,000円 400,000円
30年 150,000円 300,000円 600,000円
50年 250,000円 500,000円 1,000,000円
80年 400,000円 800,000円 1,600,000円

100万は多いと思うかも知れないが、自分の年収と照らしわせるとよくわかる。

年間100万という数字は、ガス、電気、水道を含む公共料金、食費だけでも簡単に超える金額だ。

しかも家族などいる場合は、年間200万〜300万は平均して使われる金額になる。

仮に年間300万円、クレジットカードを利用した場合は以下のようになる。

年間300万円をクレジットカード支払いした場合

期間 還元率0.5% 還元率1.0% 還元率2.0%
1年 15,000円 30,000円 60,000円
5年 75,000円 150,000円 300,000円
10年 150,000円 300,000円 600,000円
20年 300,000円 600,000円 1,200,000円
30年 450,000円 900,000円 1,800,000円
50年 750,000円 1,500,000円 3,000,000円
80年 1,200,000円 2,400,000円 4,800,000円

このデータを見て、まだポイントはいらないと思えるだろうか?

普通の暮らしの中でクレジットカードを使うだけで、現金支払いでは絶対にありえない金額が戻ってくるようなものなのだ

海外旅行や場合によっては車まで買えてしまう金額だ。

しかも今はポイントが何倍にもなるキャンペーンもかなりある。

それを考えると更に短期間でかなりの金額を得する事になるのだ。

ここまでくると「たかがポイント」と言えなくなってくるはずだ。

クレジットカードのポイント還元率シュミレーター

上のデータ以外で計算ができるように、簡易的なポイント還元率シュミレーター(計算機)を作ってみた。

自分が使っているクレジットカードのポイント還元率でどれくらい得をするのか計算してみよう。

キャンペーンや店舗で付与されるクレジットカードのポイントが変わる場合もある。

そんな時は平均した大体の還元率を入れるといいだろう。

[CP_CALCULATED_FIELDS id="15″]

年数は違うが大体どれくらい得をする、または節約できるかわかるはずだ。

クレジットカードポイント還元で選ぶ時の簡単なコツ

「ここまで得ができるのであれば、クレジットカードやスマホ決済での支払いを増やしたい!」と思っていただけたのではないだろうか。

しかし結局「どのクレジットカードを選んだらいいのか、複雑すぎて分からない!」となにかを後ろに投げてしまいそうなる人もいるはずだ。

そこで、ポイント還元率でクレジットカードを選ぶ際の選び方のコツを紹介しよう。

よく使うお店やサービスを思い浮かべる

まずは自分がよく使うお店やサービスを思い浮かべてみよう

例えば、お店であればイオンでの買い物が多いなとか、週末は家族でよくアリオにいくなとかでいい。

ネットショップを使う場合でも、楽天市場をよく使う、Amazonをよく使う、Yahoo!ショッピングをよく使うなどでもOKだ。

また、交通機関であれば、車だったり、電車やバスをよく利用するとか全く問題ない。

必ずそれに関して、ポイント還元率が高いなどお得なクレジットカードがあるはずだ。

このサイトでも店舗やサービスでお得なクレジットカードやスマホ決済を紹介しているので参考にしてほしい。

とにかく基本のポイント還元率で選ぶ!

おそらく、一番面倒でつまずくのがこのポイントの還元率の比較だ。

各クレジットカード会社は、自社のカードを使ってもらいたいため、様々なキャンペーンやサービスを展開している。

申し込み月から6ヶ月はポイント3倍」、「誕生日月はポイント3倍」、「6,000ポイントプレゼント」などなど。

その数があまりにも多すぎて、どこを基準にして何を比較していいかわからなくなってしまい、結局申し込みの気持ちがなえてきてしまうのだ。

筆者も調べすぎて結局何も買えない、作れないなどの経験は多数ある。

そこでまず、一番基本となるポイントの還元率を見つけること

キャンペーンや最大ポイント還元率は一切無視しよう!

基本となるポイントの還元率というのは、最低のポイント還元率だ。

これにより、軸となるポイントの還元率が分かり、買い物をした時の計算も容易にできるようになる。

この時点で、ポイント還元から選ぶ際のクレジットカードの数は、一気に絞られるはずだ。

このサイトでは、各クレジットカードのポイント還元率を最低から無理せずに狙える高還元率までを表示している

これですぐに基本的なポイント還元率がわかるはずなので、是非参考にしてほしい。

最後にキャンペーンや自分にあった使い方で選ぶ

最後に、「どれだけお得に申し込めるか」を付け足して、キャンペーンや自分に合った使い方ができるクレジットカードを選別しよう。

なぜなら、はじめからキャンペーンにつられて、ポイント還元率の低いクレジットカードを選んでしまっては元も子もないからだ。

優先されるべきは、よく使う方法で基本的にどれほどポイントがもらえるか

とにかくここに焦点を当てて、ポイント還元率のいいクレジットカードを選んでほしい。

ポイントを貯めやすいクレジットカード

それでは、当サイトがお勧めするポイントを貯めやすいクレジットカードを紹介していこう。

いろいろこのページで書いたことを実践してみても、決められずにいる人は参考にして欲しい。

楽天カード

楽天カード
総合評価
ブランド
電子マネー
年会費 永年無料
入会資格 楽天会員登録(無料)をされている、満18歳以上で安定した収入のある方および学生の方(高校生は除く)。
ETC年会費 540円(楽天PointClubの会員ランクが、ダイヤモンドかプラチナ会員で無料)
発行期間目安 約7日
ポイント 楽天ポイント
ポイント還元率 1.00%~10.00%
付帯保険 国内旅行保険:無
海外旅行保険:最高2000万
ショッピング保険:年間50万円
キャンペーン 最大5,000円相当のポイントプレゼント 最大8,000円相当のポイントプレゼント※一週間だけの期間限定最大5,000円相当のポイントプレゼント
※情報には注意していますが、必ず申し込みサイトで内容を確認してください。
  • ポイントの還元率が高い!
  • 審査が早く、カードが手元に届くまでの負担が少ない!
  • 楽天市場でポイント最大3倍!

 

最新情報やキャンペーンをチェック!公式ページはこちら

ポイントが貯まりやすいクレジットカードの代表格といえるのが楽天カードだ。

どこで利用しても、最低100円で1ポイントは貰えるところがわかりやすい。

これにプラスして、楽天ポイントの提携店や、楽天市場、楽天のサービスを使った場合に、ポイントがさらに加算される。

ある一定条件を越えれば、常にポイントが16倍(ポイント還元率16%)にもなるのだ。

貯めたポイントも、実店舗で1ポイント100円として利用できる他、楽天市場などのネットショッピングでも現金の代わりとして利用できる。

スマホ決済で言えば、同社のサービスの「楽天Edy」「楽天ペイ」と相性が良く、ポイント二重取りも可能なので、ポイント還元率が簡単に1.5倍にできる。

とにかくわかりやすく、ポイントが貯めやすいのでおすすめのクレジットカードだ。

ポイントを更に貰う事に関してもっと知りたい場合は以下のページを参考にしてほしい。

リクルートカード

リクルートカード
総合評価
ブランド
電子マネー
年会費 永年無料
入会資格 原則として18才以上で、本人または配偶者に安定した収入のある人(学生を除く)
ETC年会費 無料(Mastercard,Visaは新規発行手数料1,000円(税抜))
発行期間目安 約8日
ポイント リクルートポイント
ポイント還元率 1.20%~13.00%
付帯保険 国内旅行保険:最高1,000万円
海外旅行保険:最高2,000万円
ショッピング保険:年間200万円
キャンペーン ・最大6,000円分のリクルートポイントプレゼント
※情報には注意していますが、必ず申し込みサイトで内容を確認してください。
  • 買い物、チャージに関わらずポイント1.2%付与の高還元率!
  • ホットペッパーグルメなら予約・来店で予約人数×50ポイント追加!
  • 年会費無料なのに、付帯保険が素晴らしい!

 

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通常の買い物で常に1.2%のポイント還元率を誇るのがこのリクルートカードだ。

何の買い物をしてもポイント還元率が1.2%というのは驚異的であり、楽天カードよりも上だ。

通常の買い物も、現金よりこのクレジットカード一枚で済ませた方がはるかに得。

さらに同社のサービス、「ホットペッパービューティー」や「ホットペッパーグルメ」 を利用すると予約人数かける50ポイントが無条件でもらえる。

さらにネットショッピングの「ポンパレモール」で買い物すれば、その還元率は3.0%〜4.0%以上というから驚きだ!

貯まったポイントも楽天ほどではないが、様々なお店で使うこともでき、他のポイントに交換もできる。

電子マネーのチャージでもポイントがつく

あらゆるスマホ決済アプリや電子マネーのチャージでポイントはつくのは非常に優秀なのだが、上限金額が30,000円と決まってしまっている

しかも一つのマホ決済アプリや電子マネーにつき30,000円ではなく、合算して30,000円という所が少々痛いがチャージでポイントが貰えるクレジットカードは貴重。

上限がなければ、間違いなくポイント還元率ナンバーワンのクレジットカードとしていいだろう。

オリコカード ザ ポイント(Orico Card THE POINT)

Orico Card THE POINT
総合評価
ブランド
電子マネー
年会費 永年無料
入会資格 原則として年齢18歳以上の方(高校生は除く)。
ETC年会費 永年無料
発行期間目安 約2週間
ポイント オリコポイント
ポイント還元率 1.00%~2.00%
付帯保険 国内旅行保険:無
海外旅行保険:無
ショッピング保険:50万円
キャンペーン ・入会無条件で1,000ポイントプレゼント
・入会から6ヶ月はポイント還元率2倍(2%)
※情報には注意していますが、必ず申し込みサイトで内容を確認してください。
  • ポイント還元率が常に1%以上と高い!
  • 貯めたポイントのポイント交換先が豊富!
  • オリコモール経由なら最大17.5%のポイント還元率!

 

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楽天カード同様、非常にわかりやすいのがオリコカード ザ ポイントだ。

通常の買い物で、どのお店でも100円につき1ポイント貯まる。

これを基準にして考えると非常にわかりやすい。

ここからさらに、「オリコモール」というネットモールから買い物をすると、ポイントが倍以上になる仕組みだ。

少し残念なのは貯めたポイントの使い道が明確ではないことだ。

ポイントは様々な商品や他のポイントに交換することができるが、それが少し手間という人も多いだろう。

ただポイントはガンガン貯まるので、使わないことにはもったいない。

おすすめのポイント交換は、Amazonギフト券などにしてしまう事だ。

自分で使うのはもちろん、プレゼントとしても喜ばれる。

それでなければ、ポイントを「マイル」にポイント変換し旅行に行く際に航空券を浮かしてしまおう。

iDとQUICPay両方が使える優れたクレジットカード

もう一つのメリットとして、電子マネーのiDとQUICPayがクレジットカードに両方内蔵されていることだ。

これは他のカードにはない大きな特徴になる。

もちろんスマホ決済でもこの二つを利用することができるため、コンビニやスーパーなど、少額の決済からそれなりの決済まで、数秒で完了することができる。

サインもいらないため非常に利便性が高い!

一度経験すると現金払いには戻れなくなる。

Yahoo! JAPANカード(ヤフージャパン カード)

Yahoo! JAPANカード(YJ Card)
総合評価
ブランド
電子マネー
年会費 永年無料
入会資格 原則として年齢18歳以上の人(高校生は除く)。また、Yahoo! JAPAN IDを取得可能な人
ETC年会費 500円(税別)
発行期間目安 約7日
ポイント Tポイント
ポイント還元率 1.00%~3.00%
付帯保険 国内旅行保険:無
海外旅行保険:無
ショッピング保険:年間100万円
キャンペーン 現在なし
※情報には注意していますが、必ず申し込みサイトで内容を確認してください。
  • 最大10,000円分のポイントが貰える!
  • Sucicaやnanacoのチャージでもポイント獲得が可能!
  • Yahoo!ショッピング利用で、還元率が30倍以上になる事も!

 

最新情報やキャンペーンをチェック!公式ページはこちら

Tポイントを貯めるのであれば、Yahoo! JAPANカードだ。

楽天カード同様、どの買い物でも最低100円につき1ポイント貯まる。

凄いのは、ここからだ。

Yahoo! JAPANカードにはTポイントカードが内蔵されている。

Tポイントを扱っている店舗で買い物すると、まずTポイントカードに買った金額の1%のポイントが貯まり、クレジットカード払いすれば更に1%貯まる。

つまり、いつでも2%貯まるのだ。

もっと凄いのは、Yahoo!ショッピングを使った時だ。

Yahoo!ショッピングの支払いをYahoo! JAPANカードにするだけで、常に3%のポイントが貯まる。

さらに最大11%のポイント還元になる日が月3回あるのだ。(5のつく日)

とんでもないスピードでポイントが貯まっていく。

更にポイント貯める方法もあるので、詳しくは以下のページで確認してほしい。

Yahoo!ショッピングでポイントがどんどん貯まる!おすすめのクレジットカードこれだ!

2019年からTポイントとPayPayに分散

Tポイントがガンガン貯められるのが魅力だったYahoo! JAPANカードだが、2019年4月以降、期間固定TポイントがPayPayに変更される。

PayPayはYahoo!も出資しているスマホ決済サービスで、2018年年末に「100億円あげちゃうキャンペーン」で一気に有名になったのは知っているだろう。

PayPayに関しては以下のページで詳しく説明してるので、もし気になったら参考にしてほしい。

一部のTポイントがそのPayPayで利用できるポイントになるのだ。

そのままスマホ決済で使えるのはとてもありがたいが、クレジットカードのポイントの貯め方で一番いいのは同じポイントを貯める事なので、使い勝手が少し悪くなることが予想される。

今後どうなるか注目していきたい。

まとめ

ポイント還元率以外では優待が多いエポスカードやJCBカードの中でもっともポイントが貯まりやすいJCB CARD Wもある。

しかし、今回はポイント還元率が高いクレジットカードやスマホ決済をまとめてみた。

もし、どのクレジットカードを作るか、または見直して作り直すか悩んでいるなら、参考になると幸いだ。

今回紹介したクレジットカード以外でも、ポイントの還元率のいいクレジットカードが増える可能性もある。

その場合は更新、追加していくのでお楽しみに。