Origami Pay(オリガミペイ)の使い方、登録方法、使える店舗まで徹底調査!お得なクレジットカードも!
知名度の高いクレジットカードやネットショップを運営している会社がスマホ決済に多く参入しているのはご存知だろう。
主要なスマホ決済
- 楽天→ 楽天Edy、楽天Pay
- Yahoo!・Softbank→ PayPay
- Line→ LINE Pay
- NTTドコモ→ iD
- JCB→ QUICPay
抜群の知名度を生かした決済方法は、一般の人も受け入れやすく広く早く浸透しつつある。
そんな中、スマホ決済、しかもQR・バーコード決済サービスで参入してきたのがOrigami Pay(オリガミペイ)だ。
スマホ決済サービスの中でもQR・バーコード決済サービスにいち早く着目。
サービスを開始したOrigami Payは、スマホ決済サービスの古参でもあり、現在でも利用できる店舗を広げている。
今回はOrigami Payの使い方、登録方法をはじめ、メリットやデメリット、Origami Payに登録するおすすめのクレジットカードを紹介していく。
Origami Payを使う前に是非参考にしてほしい。
Origami Pay(オリガミペイ)とは?
Origami Pay(オリガミペイ)は株式会社Origami(オリガミ)が運営する店頭決済サービスだ。
元々はECプラットフォームを手がける会社で、ビジネス向けにiPhoneで検索した商品を1タップで購入できる通信販売サービスなどを提供していた。
その後、2015年10月にOrigami Pay(オリガミペイ)の前身である「Origami決済」をリリース。
2016年5月に「Origami Pay(オリガミペイ)」の名称で正式にサービス開始した。
当初はBluetoothを利用した決済方法だったが、2017年2月からQR・バーコード決済に改正された。
お店側のメリットとしては、初期費用、導入費用、維持費用が0円な事とiPadを持っていれば、それを決済端末として利用できるので機械の導入などがいらない事だ。
ただし、サービスの決済手数料がとられる(最大3.25%)。
Origami Pay(オリガミペイ)の使い方
オリガミペイの使い方は3通りある。
オリガミペイの決済方法
- スマートフォンの画面に表示したバーコードを提示して、店舗側に読み取らせて決済する
- 店頭のタブレット端末に表示されたQRコードを自分のスマートフォンのカメラで読み取り決済する
- 店頭のステッカーに表示されたQRコードをカメラで読み取り、店舗側が端末に金額を入力して決済する
タブレット端末を利用するため、大手のQR・バーコード決済とは若干仕様が異なる。
ただし、QR・バーコードを読み取る、読み取らせるという基本的な支払い方法は一緒なので特に迷うことはないだろう。
オリガミペイが利用できる店頭では「オリガミペイで」と言えば、店員が対応してくれる。
一番簡単なのは、自分が提示したバーコードをお店側に読み取ってもらうことがユーザー的には手間がかかからない。
Origami Pay(オリガミペイ)が使える店舗
現在オリガミペイが利用できる店舗は100,000店舗に登り、着々と裾野を広げている。
全てではないが、 全てではないが利用できる店舗を紹介していこう。
オリガミペイが使える主要店舗名 |
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ケンタッキーフライドチキン、LOFT、吉野家、LAWSON、日本交通、Right-on、JEANS MATE、和民、Zoff、KOMEHYO、AOKI、PARCO、MODI、SUPER SPORTS XEBIO、豚組、自遊空間、DEAN&DELUCA、Francfranc、靴下屋、つるや、SANYO GINZA TOWER、XLARGE、URBAN RESEARCH、阪急阪神百貨店 |
これらの店舗以外でも、個人経営のお店などでも使われている。
地域によっては使えない店舗もあるので注意が必要だが、かなりの店舗で使えるようになってきた。
Origami Pay(オリガミペイ)のメリット
オリガミペイのメリットは他のスマホ決済と同様、現金がいらない事や支払いがスムーズになる事、セキュリティが高いなどは当然として、それ以上に大きなメリットがある。
それは店舗が独自に行っている「割引」だ。
オリガミペイで支払いをすると、店舗によって2%〜最大50%の割引を受けられる場合がある。
もちろんこれは店舗側が行っていることなので、割引が無くなる可能性も大きいが、買い物をする際にはこの割引は無視できない。
しかも、割引を受けた上で、クレジットカードのポイントは貰えるので一石二鳥なのだ。
例えば吉野家での支払いをオリガミペイにすると50%オフになり半額で食事ができる(現在は終了)
DEAN&DELUCAは2019年1月下から、ケンタッキーフライドチキン2月から同様に半額で買えるようになる。
半額キャンペーンは見逃す手はないので、以下のリンクから随時チェックしよう。
半額キャンペーンの他にも、ロフトでオリガミペイで支払えば常に2%オフ、場合によっては10%オフになるキャンペーンがあったり、とにかく色々なキャンペーンがある。
オリガミペイが使えるお店に行った場合は、必ず割引や特典が無いかチェックしよう。
クーポンが貰える
店舗の割引とは別に、クーポンをもらえる事がある。
例えば、以下のようなクーポンがオリガミペイアプリの中で発券される時がある。
買い物時にクーポンをオリガミペイで設定すると、割引やプレゼントが貰えたりする。
場合によってはクーポンとお店の割引を併用することも可能になったりするのだ!
他にも商品もらえたりするクーポンもあるので、クーポンは常にチェックしておこう。
クーポンの使い方は後ほど説明する。
Origami Pay(オリガミペイ)のデメリット
加盟店舗が増えてきたものの、やはり加盟店の少なさはデメリットとして残る。
有名なチェーン店なども使えるようにはなってきたが、コンビニなど利用者が多い日本全国にあるお店での普及はまだまだといっていい。
今後さらに使えるお店が増えることを期待したい。
また、オリガミペイだけに限らずQRコード・バーコード決済全部にいえる事だが、プリペイド型やポストペイ型の決済より多少手間がかかる。
かざすだけで終わるApple Pay、Google Pay、iDやQUICPayなどと比べるとやはりパフォーマンスが落ちる。
この改善ができるようになると、一気に利用が広まるとは思うのだが・・・
贅沢な悩みなのだが今後の発展に期待したい。
Origami Pay(オリガミペイ)の登録方法
オリガミペイはiPhone、Android端末両方で利用することができる。
ただし、 iPhoneの場合はOS 9.0以上、Android端末の場合はAndroid 4.4以上が必要なので注意しよう。
今回は筆者のiPhoneで登録した紹介する。
Android端末の場合は、Google Playからダウンロードした上で手順を参考にして欲しい。
iPhoneの登録の仕方とそれほど違いはないはずだ。
1.Origamiアプリをダウンロード
App StoreからOrigamiアプリをダウンロードしよう。
2.Origamiアカウントの作成開始
「今すぐ店頭で支払う」と「ログイン」というボタンがあるが、はじめはどちらをタップしてもOrigamiアカウントの作成する画面に行くので、どちらをタップしてもよい。
3.メールアドレスかFacebookアカウントを利用
任意のメールアドレスかFacebookアカウントがあれば、FacebookアカウントでもOrigamiを開始できる。
今回はメールアドレスで登録する方法で続ける。
Facebookアカウントで作る場合は、進んだ画面の指示に従って登録してほしい。
4.携帯電話番号を入力
メールアドレスを登録すると、次は携帯電話番号を入力する画面になる。
登録する際の認証番号がショートメールで送られてくるので、間違いなく記入しよう。
5.認証番号を記入
認証番号登録になるので、ショートメールで届いた認証番号を入力。
6.氏名を入力
次に氏名を入力する。
どうやらショップとの連絡、購入後の返金や注文確認に使用されるらしい。
他の名前でも問題なさそうだが、なにか問題あったときにスムーズにいくよう、少し抵抗があったが本名を入力。
7.メールで再度認証
本名を入力すると登録したメールアドレスに、再度認証確認のメールが届く。
迷惑メール設定などは外しておこう。
8.位置情報の許可
オリガミペイが使える近くのお店を表示したりする為に、アプリが位置情報を使う事を許可するか聞いてくる。
任意で設定しよう。
これで、アカウントの登録は完了した。
次は支払い方法の登録方法だ。
Origami Pay(オリガミペイ)にクレジットカードを登録する
オリガミペイでの支払い方法は2種類。
登録した銀行口座から引き落とす方法とクレジットカードやデビットカードから引き落とす方法がある。
今回はもちろん、クレジットカードのポイントを貰う為に、クレジットカードを登録する。
銀行口座を設定する人は、「銀行口座を登録する」という項目があるので、そこから登録を進めてほしい。
また、クレジットカードを登録する際の注意点がひとつ。
2019年1月時点で、オリガミペイに登録できるクレジットカードは、VISAかMasterCardしかない。
唯一セゾンカードの場合は、American ExpressとJCBでも登録が可能だ。
それ以外では、国際ブランドはVISAかMasterCardしか使えないので注意しよう。
2019年の早い段階で、American Express、JCB、Dinners clubも使えるようになると公式サイトでアナウンスがあったので、その時にはすぐにこのページでもお伝えする。
1.「銀行口座とカード」をタップし登録画面へ
画面上にある「銀行口座とカード」をタップすると、登録画面に切り替わるので「クレジットカード/デビットカードを登録する」を選ぶ。
2.カード番号を手入力するか、スキャンするか選ぶ
クレジットカード番号と名義を入力する画面が出てくる。
このままクレジットカード番号を手入力してもいいが、あえてスキャンを選んで登録してみよう。
3.カメラが立ち上がるので、クレジットカードを読み込ませる
クレジットカードを読み込ませる画面が立上るので、所定の位置にクレジットカードを置くと読み込みが開始される。
しばらくすると数字が浮き出た状態で確認できる。
4.カードの名義やセキュリティーコードを入力
スキャンが終わると一つ前の画面に戻り、年月やセキュリティコード、クレジットカードの名義登録をする必要がある。
ここは手入力だ。
スキャンの際、クレジットカード番号が間違っていてもここで修正できる。
今回は一発で読み込めた。
これで完了だ。
完了すると、登録開始画面の下にクレジットカードが表示される。
Origami Pay(オリガミペイ)のクーポンの使い方
オリガミペイは、利用するだけで割引される特典の他にクーポンが利用できる。
画面右上がクーポンのメイン画面に行く画面だが、画面中央のお知らせにも出てくる。
タップするとそのクーポンの利用方法が書かれている。
今回はローソンでカップみそ汁が無料で貰えるクーポンだった。(2019年1月)
クーポンコードを店頭で見せると貰えるタイプのもの。
他にもクーポンをダウンロードして機能を有効にするものもある。
指示が丁寧に書いてあるので、指示に従って支払い意外でもお得に買物をしてしまおう。
Origami Pay(オリガミペイ)の安全性
PayPayで起こってしまった不正利用などもあり、スマホ決済に関しては慎重な姿勢をとる人も多い。
オリガミペイもPayPay同様、QRコード・バーコード決済なので安全性は気になるところ。
そこで公式サイトにて、安全性について調べたところかなり高いセキュリティレベルを有していることが分かった。
オリガミペイのセキュリテイ
- 決済時、店舗側とはカード番号や口座番号のやり取りが行われない。
- 国際的なセキュリテイ基準「PCI DSS」に完全に準拠。
- 支払い状況を常時監視
特にセキュリティ基準の「PCI DSS」は、 国際カードブランド5社(American Express、Discover、JCB、MasterCard、VISA)が共同で設立したPCI SSC(Payment Card Industry Security Standards Council)によって運用、管理されてるもの。
クレジットカード同様の最も高いセキュリティなっている事がわかる。
オリガミペイの安全性はかなり信用できるものといっていいだろう。
Origami Pay(オリガミペイ)におすすめのクレジットカード
オリガミペイは、それ自体にポイントがないため、クレジットカードのポイントの還元率がそのまま反映される。
また、クレジットカード自体の特典や優待と併用できる場合もある。
それを考えるとオリガミペイに登録して利用するおすすめのクレジットカードは、「高還元率」「特典・優待が多い」クレジットカードになってくる。
それを踏まえた上で、オリガミペイにおすすめのクレジットカードを紹介していこう。
高還元率ならリクルートカード
リクルートカード |
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総合評価 | |
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ブランド | |
電子マネー | |
年会費 | 永年無料 |
入会資格 | 原則として18才以上で、本人または配偶者に安定した収入のある人(学生を除く) |
ETC年会費 | 無料(Mastercard,Visaは新規発行手数料1,000円(税抜)) |
発行期間目安 | 約8日 |
ポイント | リクルートポイント |
ポイント還元率 | 1.20%~13.00% |
付帯保険 | 国内旅行保険:最高1,000万円 海外旅行保険:最高2,000万円 ショッピング保険:年間200万円 |
キャンペーン | ・最大6,000円分のリクルートポイントプレゼント |
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通常の買い物で常に1.2%のポイント還元率なのがこのリクルートカード。
なのでオリガミペイとも非常に相性がいい。
楽天カードやYahoo!JAPANカード、オリコカード ザ ポイントも1%の高還元率だが、それを上回る。
さらに同社のサービス、「ホットペッパービューティー」や「ホットペッパーグルメ」 を利用すると予約人数かける50ポイントが無条件でもらえる。
「ホットペッパービューティー」や「ホットペッパーグルメ」 の中にも、 オリガミペイで支払うと様々な特典を得られるお店もあるので、特典の好循環が生まれる。
普段でも非常に使い勝手がいいので、オリガミペイでポイントを貯めたいのであればリクルートカードは大変おすすめだ。
割引・特典ならエポスカード
エポスカード(EPOS CARD) |
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総合評価 | |
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ブランド | |
電子マネー | |
年会費 | 永年無料 |
入会資格 | 18歳以上(高校生は除く)で電話連絡が可能な方。提携する金融機関に決済口座をお持ちの方 |
ETC年会費 | 永年無料 |
発行期間目安 | 約7日 |
ポイント | エポスポイント |
ポイント還元率 | 0.50%~5.50% |
付帯保険 | 国内旅行保険:無 海外旅行保険:最高2,000万円 ショッピング保険:無 |
キャンペーン | 入会、各種登録、カード利用で最大2,000円分のエポスポイントプレゼント |
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割引や特典の二重取りをしたいのであれば間違いなくエポスカードだろう。
オリガミペイの支払いで特典や優待があるお店が、エポスカードでも特典や優待がもらえる場合は、ダブルで割引が受けられる可能性がある!
エポスカードを見せて、 オリガミペイで支払いするだけで、2重の割引が受けられるとなるとこれは見逃す手はない!
しかもポイントまで貯まるのだ。
ただしお店によっては、特典や優待の併用を認めていないところもあるので、必ず確認しよう。
まとめ
QR・バーコード決済では、古株ながらもまだまだ認知度は低いオリガミペイ。
さまざまな割引や特典が魅力的で、非常に使い勝手のいいスマホ決済なのは間違いない。
使えるお店もまだまだ少ない中、これからの展開に期待したい!