QUICPayでスマホ決済!QUICPayの使い方とおすすめクレジットカード特集
スマホ決済といば、今はApple Payのような認識があるが、やはり以前から利用している人からすれば、「おサイフケータイ」だろう。
その中でも、「QUICPay」は画期的な決済システムとして浸透し、今現在も「ポストペイ型」の代表的な決済システムだ。
Apple Payも決済は基本的にはQUICPayを利用している。
今後もこのQUICPayはどんどん広まっていくに違いない。
そこで、今回はQUICPayのスマホでの使い方と、QUICPayを使うときにおすすめのクレジットカードを紹介していく。
またライフスタイル別で、どのスマホ決済とクレジットカードを利用するといいかまとめた記事がある。
この記事を読んだ後にでも、キャッシュレス生活をする上で参考にしてほしい。
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QUICPayとは?
QUICPay(クイックペイ)は、2004年7月20日に採用された日本独自のの電子決済サービスの一つで「Quick & Useful IC Payment」の略。
Sony(ソニー)が開発したFeliCaを使い、店舗に設置された決済端末にFeliCaを搭載したカード(ICカード)やスマホや携帯電話を近づけるだけで、決済が可能になる。
決済時に「クイックペイ!」という電子オンが流れるのは聞いた事があるだろう。
QUICPayはチャージ不要!
QUICPayの優れた所は、ポストペイ型、後払い式の電子マネーと呼ばれる決済方法だ。
電子決済でも、Suicaなど「プリペイド型」が主流で、使う額以上の「チャージ」を毎回行わなければならなかった。
それはそれで色々メリットがあるのだが、QUICPayはそのチャージをする必要がない。
なぜなら、紐付けられたクレジットカードで買い物するので、クレジットカードで買い物をするのと一緒なのだ。
しかもクレジットカードのように、サインもいらず、端末にタッチするだけで決済は終わる。
私も利用する時があるが、決済は3秒で終わるので本当に便利。
一度使うと、クレジットカードを出す事も面倒になってしまう程だ。
QUICPay対応機種
スマホ決済でQUICPay対応の機種は以下のようになっている。
実店舗で使えるものは、iPhoneであれば7以降のモデルになるので注意しよう。
それ以前のものは、WEB・アプリ内で利用が可能になっている。
andorid端末は、おサイフケータイに対応しているものであればQUICPayは利用可能だ。
対応機種 |
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QUICPay+(クイックペイプラス)は更に便利!
最近「QUICPay+(クイックペイプラス)」という新しいサービスも開始。
これは、QUICPayのデメリットであった「高額決済」を可能し、さらにクレジットカード以外のデビットカードやプリペイドカードも紐づけできるようになった事。
QUICPayは一度に20,000円以上支払えず、それ以上の金額は複数回決済をしなければならなかった。
なので、お店側や並んでいるお客に迷惑を考えると、悔しい?が高額の場合はクレジットカードを利用するしかなかったのだ。
しかし、QUICPay+はこの上限額を撤廃。
こうなるとカードを持ち歩く必要が全くなくなるといっても過言ではない。
現在はスマホのApple Payでしか使えないが、今後クレジットカードにQUICPay+が付帯された一体型も出てくるだろう。
以下QUICPayとQUICPay+を比較しているので、参考にして欲しい。
QUICPay | QUICPay+ | |
---|---|---|
設定できるカード | クレジットカード | クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード |
1回で支払える金額 | 20,000円まで | 設定カードの上限金額まで |
搭載デバイス | カード、モバイル、キーホルダー | モバイル(スマホアプリ) |
QUICPayの使い方
ここから、スマホでのQUICPayの使い方を紹介する。
といっても、iPhoneであれば、Apple pay、Andoridであれば、Google Payで事が足りてしまう。
設定も従来の電子マネーより簡単なので、Apple payやGoogle Payで設定してしまおう。
以下のページに、設定の仕方が画像付きで詳しく書いてあるので、参考にしてほしい。
QUICPayにクレジットカードを一度設定してしまえば、使い方簡単。
簡単な買い物であれば、そのクレジットカードも、財布も持ち歩かなくていい。まさにキャッシュレスでスムースな支払いができるのだ!
QUICPayが使える店舗も急速に拡大しているので、そこまで心配はいらないだろう。
QUICPay+も今後普及していくと考えられるのでどんどん便利になっていくのは間違いない。
現状使えるお店をピックアップしてみたので参考にして欲しい。
QUICPayが使えるお店
店舗カテゴリ | 店名 |
---|---|
コンビニ | セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクス、ミニストップ、ポプラ、生活彩家、ローソンストア100、ローソンマート |
スーパー | イトーヨーカドー、イオングループ、オーケー、アピタ、ピアゴ、阪急オアシス、アークス、平和堂 |
百貨店等 | ドン・キホーテ、阪急メンズ大阪/東京、近鉄百貨店、阪急百貨店、阪神百貨店、名鉄百貨店、ジェイアール名古屋タカシマヤ、、JRセントラルタワーズ/JRゲートタワー/ゲートウォーク、なんばCITY、なんばパークス、ル・トロワ、阪急西宮ガーデンズ |
ガソリンスタンド | ENEOS、昭和シェル石油、エッソ・モービル・ゼネラル(セルフSS) |
ドラックストア | ツルハドラッグ、ココカラファイン、富士薬品グループ(セイムス・スマイル・アメリカンドラッグ等)、くすりの福太郎、ドラッグユタカ |
飲食店 | すき家、壱番屋、すかいらーくグループ、ロイヤルホスト、かっぱ寿司、コメダ珈琲、サガミグループ、鳥どり、海鮮三崎港、味の民芸、響、手延うどん水山、JINJIN、ASIAN LEAF |
本・CD/DVD | HMV、古本市場、明林堂書店、八重洲ブックセンター |
家電 | ビックカメラ、コジマ、ソフマップ、エディオン、ヨドバシカメラ、PC DEPOT |
タクシー | 東京無線タクシー、チェカーキャブ、さくらタクシー、日本交通、国際自動車、朝日交通、昭和グループ、明和グループ、名古屋近鉄タクシー、宝交通、東和交通、日の丸自動車 |
ホテル | アパホテル |
空港 | ANA FESTA、新千歳空港ターミナルビル、中部国際空港セントレア、大分空港 |
レジャー | MOVIX、ジャンカラ、スーパージャンカラ、USJ、富士急ハイランド、スパリゾートハワイアンズ、京セラドーム大阪、快活CLUB、福岡 ヤフオク!ドーム、東京ドーム、アドベンチャーワールド、コロナワールド、東京タワー、阪神甲子園球場、キッザニア東京・甲子園 |
ファッション | ライトオン、マックハウス、マックハウスプラザ、OUTLET-J、コナカ、メガネスーパー |
その他 | auショップ、モッズ・ヘア、カクヤス |
都会では、財布が必要ない生活が送れるくらい十分な店舗で使える。
これが、地方の店舗、スーパーに広がっていけば、スマホ決済化が進み、更にキャッシュレスでスムースな買い物ができるようになるだろう。
QUICPayはVISA,Masterの国際ブランドでも使える?
QUICPayを使いたい時に気になるのは国際ブランド。
実はQUICPayは「JCB」と現在の「イオンフィナンシャルサービス」が開発したサービスなのだ。
以前から電子マネーに強い人は知っていると思うが、QUICPay=JCBカードという印象が強く、他のブランドは使えないイメージが今だにある。
オフィシャルサイトを見ても、
VISAとMasterのブランドは無い。
やっぱり使えないのか?と思うかも知れないが、実はVISAもMasterも使える。
その条件は、「提携しているカードかどうか」
例えば、上の図で1番最後のYahoo!Japanカード(ワイジェイカード)がある。
YJカードはカード作る際、国際ブランドが3つ選べる。
Yahoo! JAPANカード(YJ Card) |
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総合評価 | |
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ブランド | |
電子マネー | |
年会費 | 永年無料 |
入会資格 | 原則として年齢18歳以上の人(高校生は除く)。また、Yahoo! JAPAN IDを取得可能な人 |
ETC年会費 | 500円(税別) |
発行期間目安 | 約7日 |
ポイント | Tポイント |
ポイント還元率 | 1.00%~3.00% |
付帯保険 | 国内旅行保険:無 海外旅行保険:無 ショッピング保険:年間100万円 |
キャンペーン | 現在なし |
|
この場合、どの国際ブランドであってもQUICPayで設定できる。
VISAの場合は、もう一つ「iD」というポストペイ型の電子マネー決済方法もあるのでそちらも利用可能だ。
国際ブランドより、QUICPayで使えるクレジットカードかどうかを気にした方がいいだろう。
とにかく、Apple Payのおかげで大分使えるようになったのは間違いない。
以下、QUICPayおよびQUICPay+で使えるクレジットカードをまとめたものだ。参考にして欲しい。
使えるカードの種類 | 提携先 |
---|---|
クレジットカード | アプラス,アメリカン・エキスプレス,エポスカード,オリエントコーポレーション,クレディセゾン,KDDIフィナンシャルサービス,JCB,静銀セゾンカード,ジャックス,住信SBIネット銀行,セディナ,セブン・カードサービス,セブンCSカードサービス,大和ハウスフィナンシャル,高島屋クレジット,トヨタファイナンス,西日本旅客鉄道株式会社,日専連,ビューカード,三菱UFJニコス,UCSカード,UCカード,ゆめカード,楽天カード,りそなカード,ワイジェイカード |
プリペイドカード | KDDI |
デビットカード | みずほ銀行 |
QUICPayにおすすめのクレジットカード
ここからは、QUICPayを利用する際におすすめのクレジットカードを紹介していく。
ポイント還元率などを元に独自の調査で選定したもの。
スマホ決済の便利さだけで満足しているようでは甘い。スマホ決済は現金払いには無いお得な事がたくさんあるのだ。
便利に使って、ガンガン得をしてしまおう。
JCB CARD W
JCB CARD W |
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総合評価 | |
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ブランド | |
電子マネー | |
年会費 | 無料 |
入会資格 | 18歳以上39歳以下で、本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上39歳以下で学生の方。 |
ETC年会費 | 無料 |
発行期間目安 | 約7日 |
ポイント | Oki Dokiポイント |
ポイント還元率 | 0.70%~2.50% |
付帯保険(利用付帯) | 国内旅行保険:無し 海外旅行保険:最高2,000万円 ショッピング保険:年間100万円(海外のみ) |
キャンペーン | JCBカードのキャンペーンはHP参照 |
|
JCBが2017年に新しく発行したクレジットカードだ。
スペック的にはJCB ORIGINAL SERIES(一般カード)を上回る。
まず、年会費は永年無料。ETCカードも同様だ。
しかも海外旅行保険もつき、ポイント還元率は常に2倍以上というおすすめのクレジットカードなのだ。
もちろん、QUICPayもQUICPay+も使え、スマホ決済もできる。
ここまでハイスペックなのには実は理由がある。
それは、JCB CARD Wは18歳以上39歳以下の人しか申し込めないのだ。
逆に言えば、18歳以上39歳以下の人は、今作っておけばこのスペックのカードが一生使える事になる。
クレジットカードに作りに迷っているなら、選んでも損は全くないクレジットカードだ。
JCB ORIGINAL SERIES(一般カード)
JCB ORIGINAL SERIES (JCB一般カード) |
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総合評価 | |
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ブランド | |
電子マネー | |
年会費 | 初年度:無料 2年目以降:1,250円(税別) ただし「MyJチェック」の登録があり、12月16日~翌年12月15日のショッピング利用合計金額が50万円以上の場合、翌年の年会費が無料 |
入会資格 | 18歳以上で、本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上の学生 |
ETC年会費 | 永年無料 |
発行期間目安 | 平日11時までのお申し込み、オンライン口座の設定で最短当日発行翌日お届け |
ポイント | Oki Dokiポイント |
ポイント還元率 | 0.35%~2.50% |
付帯保険 (利用付帯) | 国内旅行保険:最高3,000万円 海外旅行保険:最高3,000万円 ショッピング保険:年間100万円(海外のみ) |
キャンペーン | JCBカードのキャンペーンはHP参照 |
|
やはり本家本元のカードは外せない。
ポイントに特別な付与は無いが、設定での安心感やポイントの獲得に波が無い事が返って好印象。
ちなみにJCBカードだと、スマホ決済だけでなく、クレジットカードに直接QUICPayを搭載できる。
もう一つ大きなメリットして、最短翌日発行ある。
本日申し込めば、明日にクレジットカードが届く仕組みだ。
これは他のクレジットカードからみても相当早い。
急いでいる場合でも、JCBカードならかなり早く手元にカードが届くはずだ。
ただし、最短即日発行で翌日に手に入れる場合は、いくつかの条件がある。
- 平日11:00AMまでにお申し込みが完了、12:00PMまでに「カードオンライン入会判定結果のお知らせ」メールが届いた場合
- 本州か四国に住んでいる
- インターネットで支払い口座設定が可能
- 券面は通常のもののみで他は選べない
この部分はしっかりと把握しておこう。
Orico Card THE POINT
Orico Card THE POINT |
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総合評価 | |
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ブランド | |
電子マネー | |
年会費 | 永年無料 |
入会資格 | 原則として年齢18歳以上の方(高校生は除く)。 |
ETC年会費 | 永年無料 |
発行期間目安 | 約2週間 |
ポイント | オリコポイント |
ポイント還元率 | 1.00%~2.00% |
付帯保険 | 国内旅行保険:無 海外旅行保険:無 ショッピング保険:50万円 |
キャンペーン | ・入会無条件で1,000ポイントプレゼント ・入会から6ヶ月はポイント還元率2倍(2%) |
|
安定したポイント還元率で言えば、JCBカードを凌ぐのがこのOrico Card THE POINT。
どのシーンでもポイント還元率1%以上を誇るポイントゲッターにとってはもってこいのクレジットカードだ。
もちろんQUICPayの利用でも1%のポイントを獲得できる無駄が全くないカードだ!
エポスカード
エポスカード(EPOS CARD) |
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総合評価 | |
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ブランド | |
電子マネー | |
年会費 | 永年無料 |
入会資格 | 18歳以上(高校生は除く)で電話連絡が可能な方。提携する金融機関に決済口座をお持ちの方 |
ETC年会費 | 永年無料 |
発行期間目安 | 約7日 |
ポイント | エポスポイント |
ポイント還元率 | 0.50%~5.50% |
付帯保険 | 国内旅行保険:無 海外旅行保険:最高2,000万円 ショッピング保険:無 |
キャンペーン | 入会、各種登録、カード利用で最大2,000円分のエポスポイントプレゼント |
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これ一枚があらば、多くの店舗で優遇や優待が受けられるおすすめのクレジットカード。
Apple Payに登録すると、QUICPayで使えるようになる。
QUICPayで利用してももちろん、エポスポイントが追加される。
また、Suicaのチャージでもポイントがつくので、Apple Payとも相性がいいのがGood。
リクルートカード
リクルートカード |
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総合評価 | |
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ブランド | |
電子マネー | |
年会費 | 永年無料 |
入会資格 | 原則として18才以上で、本人または配偶者に安定した収入のある人(学生を除く) |
ETC年会費 | 無料(Mastercard,Visaは新規発行手数料1,000円(税抜)) |
発行期間目安 | 約8日 |
ポイント | リクルートポイント |
ポイント還元率 | 1.20%~13.00% |
付帯保険 | 国内旅行保険:最高1,000万円 海外旅行保険:最高2,000万円 ショッピング保険:年間200万円 |
キャンペーン | ・最大6,000円分のリクルートポイントプレゼント |
|
獲得ポイントの高さから言えば、No.1。
QUICPayの利用でも、1.2%の高還元率を誇る。
しかし、改悪された電子マネー30,000円以上からのポイントがつかない縛りがかなり痛い。
スマホ決済が30,000円以下であれば、おすすめする。
まとめ
QUICPayはこれからくるキャッシュレス時代でも、その台頭になり続けるだろう。
QUICPay+の普及も今後期待せざる負えない。
これを機会に是非QUICPayを覚え、使ってほしいものだ。