ドコモのスマホ決済「d払い/ドコモ払い」の使い方とおすすめのクレジットカード特集
後発だったドコモのd払いだが、ここに来て本格始動してきた感がある。
ドコモ、ローソンでスマホ決済サービス「d払い」の取扱いを開始
未だにドコモユーザーが多い中、d払いは今後大きく躍進する可能性もある。
今回はd払いについてとその使い方、d払いを使う際におすすめのクレジットカードを紹介しよう。
また、d払いなどスマホ決済の現在行われているキャンペーン一覧を紹介しているページもある。
スマホ決済のキャンペーンは目まぐるしく変わるので、たびたびチェックする事をおすすめする。
d払いとは
d払いは「ドコモ払い」の略式語で、ドコモが始めたスマホ決済の一つだ。
d払いは楽天ペイと同じくバーコード決済、QRコード決済を主に使いスムーズに支払いを完了させるスマホ決済方法だ。
アプリをダウンロードするだけで使えるため、iPhoneやAndroidと言った機種に関係なくシームレスに使えるのが魅力だ。
無論おサイフケータイやApplePayなどが使えない機種でも使うことができるので、スマホ決済をしてみたかった人にはとても便利なアプリとなっている。
支払い完了後は、「レシートメール」が送られてくるため問題なく内容の確認をできる。
サービス開始は比較的新しく、2018年4月25日からの開始となっていて、楽天ペイやLINEPayと比べるとだいぶ遅れを取っているように思える。
しかしローソンやマツキヨ、ツルハドラッグ、タワーレコード、ユナイテッドアローズなど利用できる店舗が着実に増えていて、10社、約1万9,000店舗で導入予定というから驚異的だ。
ドコモユーザー以外でも使える!
ドコモが発信しているサービスと聞くと、どうしてもドコモのユーザーのみが使えるような印象が強い。
しかしd払いはドコモユーザーでなくても使えるのだ!これは本当に嬉しい。
スマホのユーザーの囲い込みが厳しい日本ではかなり融通を利かしたと言っていいだろう。
ユーザーにとってはキャリアなど関係なく使えた方が便利なのだ。
dポイントが貯まる、使える
d払いで決済をするとdポイントを貯めることができる。
もちろんドコモのユーザーでなくてもd払いを使うことでポイントを貯めることが可能。
場合によってはポイントの2重3重取りが可能になることが大きなメリットだ。
さらに、そのdポイントを使うこともできる。
ポイントはなるべくまとめた方がいいが、スマホ決済が加速している今、使うスマホ決済でどのポイントを集めるか考えてもいいだろう。
場合によってはドコモカードなどに乗り換えることも大いにありだ。
電話料金と合算払いが可能!
このサービスを利用できるのはドコモユーザーに限られるが、d払いで決済した後その料金を電話料金と合算して後で支払いが可能になる。
これはクレジットカードを持てない、もしくは使いたくない人にとっては最高に嬉しいサービスだろう。
しかし子供などが使う場合には要注意。
親がスマホ代を支払っている場合、学生でも容易に買い物ができてしまうため、注意を払う必要がある。
これに対しては、さすがドコモというべきか、未成年の場合は利用限度額が1ヶ月1万円の設定ができるので、これは設定しておくといいだろう。
子供が何を買ったかを簡単に把握できるのはメリットと言えるだろう。
デビットカードやプリペイドカードは使える?
基本的には使えない事になっている。
しかし、Vプリカ(VISAプリペイドカード)が登録可能で、しかも使える事が判明。
この事について、問い合わせてみたが、「VISAやJCBのプリペイドカードは使用可能ですが、使えない場合もある」との事。
JCBは基本的に登録ができないのに、プリペイドカードは登録可能という事が判明した。デビットカードは現在(2018年9月)では使えないようだ。
この件に関しては、新しい情報が入ったら、随時更新していく。
d払いの登録方法
ここからは早速d払いの登録方法について解説していく。登録を進めていく上で、まずはじめにdアカウントを取る必要があるので、dアカウントを作成しておこう。
ドコモユーザーでなくともdアカウントは作成できるので、以下のURLからdアカウントを作成してしまう。5分ほどで作成できるはずだ。
ドコモユーザーであればすでにdアカウントがあるので、Idとパスワードだけ控えておこう。
d払いのアプリをダウンロード
まずはアプリをダウンロードしよう。
ダウンロードが終わると、d払いの概要が見られるので、読み進めていこう。
最後に同意してログインを押せば登録画面に切り替わる。
dアカウントでログイン
dアカウントのログインを促されるので、IDとパスを入力しよう。
すると、2段階認証を促される。dアカウントに登録してあるアドレスにコードが送信されるのでそれを入力しよう。
次に「ご利用設定」という画面に切り替わるので、任意の情報に直して「設定して次へ」を押す。
クレジットカードを設定する
ここからは、「画像を使ってはいけない」というdocomo側の制約がある為、すこし分かりづらいが文章のみで説明していく。
この当たりのセキュリティに対しての認識はさすがというべきか。
クレジットカードを入力する画面には、クレジットカード番号、有効期限、セキュリティコードを入力する箇所がある。
ここに入力していくのだが、一つ重要な事がある。
それは、本人認証サービス(3Dセキュア)が設定されたカードでないと、登録できずエラーになる事だ。
本人確認サービス設定は、各クレジットカード会社で行う必要がある。
現在は会員サービスで設定ができるはずなので、設定してからd払いのクレジットカードを登録しよう。
もし、本人確認サービスについてよくわからない場合は、手元にあるクレジットカード会社に電話などをして確認するといいだろう。
クレジットカードを登録し、設定すると「本人認証」(3Dセキュア)を行なう画面が現れ、本人認証サービスで設定したパスワードを入れて完了となる。
バーコードがとQRコードが表示され、利用可能に
設定が完了すると、以下の画面になり、利用が可能になる。
支払うときには「d払いで」と店員さんに言えば対応して貰える。スマホに表示されているQRコードかバーコードを読み込んで貰うのが一番簡単な方法だろう。
ポイントを使いたい時は、画面中央のdポイントで支払うにチェックを入れ、使いたいポイントを設定すれば完了だ。
特筆したい点としては、写真右上に○をした部分だ。
「有効期限」とかかれた下に時間が出ていて、カウントダウンされていく。
d払いは、セキュリティの観点から、5分に一度、バーコードとQRコードが変更されていく仕組みをとっている。
QRコード決済が発達している中国などでは、静的なQRコードから不正にお金を使われるケースもあるので、動的なQRコードはセキュリティが高い。
これは使うユーザーにとってはとても安心できるしくみだ。
スマホ決済のセキュリティが高いとわかれば、ほんとどのユーザーは安心して利用する事ができるだろう。
d払いにおすすめのクレジットカード
やはり、dポイント狙いであればdカードだろう。
特に「dカード ゴールド」は相性がよく100円につき1dポイント+d払いでのポイント(200円につき1dポイント)貯まるので、効率よく貯める事ができる。
ただし、ローソンで使う場合は、dカード ゴールドをそのまま使った方がいい。
理由は、dカード ゴールドの支払いで、3%offになる上に5%ポイント還元という破格のメリットがあるからだ。
とにかくdポイントを貯めるにはこのカードは申し分ない。
dカード GOLD |
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総合評価 | |
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ブランド | |
電子マネー | |
年会費 | 11,000円 |
入会資格 | 原則として20才以上で、個人名義であり、安定した収入があり、本人口座を設定可能な人(学生を除く) |
ETC年会費 | 永年無料 |
発行期間目安 | 約10日 |
ポイント | dポイント |
ポイント還元率 | 1.00%~10.00% |
付帯保険 | 国内旅行保険:最高5,000万円 海外旅行保険:最高1億円 ショッピング保険:年間300万円 |
キャンペーン | 入会・登録で最大5,000円分iDキャッシュバック |
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年会費がどうしても気になるというのであれば、dカードでもいいだろう。
dカードであれば、初年度のカードの年会費は無料な上、2年目以降の年会費も、一度でもカードを利用すれば無料になる。
dカード |
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総合評価 | |
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ブランド | |
電子マネー | |
年会費 | 年会費無料 |
入会資格 | 原則として18才以上で、個人名義であり、安定した収入があり、本人口座を設定可能な人(学生を除く) |
ETC年会費 | 初年度:無料 2年目以降:550円(税込)※ただし前年度に一度でもETCの利用がある場合は無料 |
発行期間目安 | 約2週間 |
ポイント | dポイント |
ポイント還元率 | 1.00%~5.00% |
付帯保険 | 国内旅行保険:無し 海外旅行保険:無し ショッピング保険:年間100万円 |
キャンペーン | 最大2,000円分iDキャッシュバック |
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ただ、dカード ゴールドと比べるとかなりのスペック差がある。
ETCカードも使わなければ年会費がかかる仕様で、dカード ゴールドについてる「ケータイ保証3年間10万円」や、携帯料金の10%ポイント還元もない。
付帯保険などを考えると年会費10,000円でも安いほどのスペックなので、時期を見てdカード ゴールドに乗りかるのもいいだろう。
まとめ
d払いはスマホ決済でいうと後発組ではあるが、docomoが持つ強力なインフラで一気にサービスの加速をしている感がある。
今後どのような展開をしていくか楽しみではあるが、とにかく使える店が増える事がなにより望ましい。
あとは海外ユーザーにとって使いやすいかも一つの焦点にはなってくる。
常にユーザーサイドにたってサービスを展開していってほしいものだ。