【大学生必読】大学生のクレジットカードの作り方とおすすめのクレジットカード&スマホ決済
新生活がスタートする時に、クレジットカードを新しく作ったり見直したりする機会が増える。
特に大学生や短大生は、クレジットカードが作れる時期に入るため、入学と同時にクレジットカードを作る人もかなり多い。
筆者も初めて持ったのは大学生の時であった。
大学生や短大生は、部活やサークル、飲み会や友達との旅行など、出費がかなり多く、アルバイト三昧の学生もたくさんいる。
とにかくお金が足りないので、できることなら様々なところで節約したいのだ。
そんな学生におすすめなのが、クレジットカードでの支払いだ。
現金で支払うよりクレジットカードで支払った方が、割引など様々な特典を得らる場合が多く、結果節約にもなるのだ。
また、学生のご両親にとってもお金の管理がしやすい。
そこで今回は、新生活を始める大学生や短大生に、大学生のクレジットカードの作り方やおすすめのクレジットカードを紹介していく。
少しでも節約したい大学生や短大生も、おすすめのクレジットカードやスマホ決済があるので是非ご両親と一緒に参考にしてほしい。
クレジットカードの選び方など重要な事を書いてあるが、とりあえずおすすめのクレジットカードを知りたい人はこちらをクリック
大学生(短大生)でもクレカ払いで年間5万円以上得できる!
題名を読んで「えっ!?」と思われる方もいるのではないだろうか。
得をする理由は、クレジットカードに付帯されている「ポイント」や「特典」によるものだ。
クレジットカード払いやスマホ決済を上手に使っていくことで、ポイントで言えば毎月1,000〜3,000は貯められる。
場合によっては5,000ポイント以上も貯める事ができるのだ。
これを2年〜3年続けることができれば、最大で24,000〜120,000ポイントは貯められる。
マイルに交換すると国際航空券も無料に!
貯まったポイントが何万、何十万と言われてもピンとこないかもしれないが、これをマイルに変換してみよう。
マイルとは、マイレージといいANAやJALなど大手航空会社が提供しているのポイントサービスの事だ。
貯まったポイントは航空券などと交換できる。
例えば、三井住友カードを利用し続けて、一年で30,000ポインと獲得できたとしよう。
それを4年間続けると、合計約120,000ポイント。
これをANAのマイレージに変換すると、約60,000マイルになる。
もし卒業旅行が海外旅行で、ハワイだった場合、おめでとう!
ハワイの往復の航空券はこれで無料にできる。
国内旅行に関しては、沖縄などであれば2年1回くらいは、渡航費無料で行けるはずだ。
もちろん、旅行ではなく、日々の買い物などにもポイントは使える。
こう考えると、支払いをクレジットカードやスマホ決済に変えるだけで、かなりお得になる事がわかって貰えるはずだ。
大学生のクレジットカードの作り方
それでは大学生のクレジットカードの作り方を説明しよう。
未成年の場合と成人の場合とで作り方が異なってくる。
18歳以上20歳未満の大学生の場合
全てのクレジットカードは、18歳以上で作ることが可能だが、20歳未満の場合は親権者の同意が必要となる。
20歳未満の大学生がクレジットカードを作る際の必要な書類などは以下のようなもものだ。
20歳未満の必要書類
- 親権者(保護者)の方の印鑑と同意書
- 銀行口座(クレジットカードの代金を引き落とす口座)
- 本人確認ができるもの(学生証や自動車運転免許証など)
- 自宅の電話番号、または携帯電話番号
- メールアドレス など
20歳未満の場合は内緒でクレジットカードを作ろうとしてもできないので、必ず両親の承諾を受けてクレジットカードを発行しよう。
また、仮に本人に十分な収入があったとしても、未成年の場合は親の同意が必要になってくる。
親が反対している場合、なんとか親を説得しないとクレジットカードは持つ事ができない。
あの手この手でどうにか親を説得してみよう。
例えば、「キャッシュレス化を政府が推し進めているので、将来の為にもクレジットカードを持ちたい」と言えば、親は考えざる負えないだろう。
仮に親を説得できず、もし不正などをした場合は、今後クレジットカードが持てなくなる可能性もあるので注意が必要だ。
20歳以上の大学生の場合
20歳以上の大学生の場合は、親の同意書は不要。
自分の好きなクレジットカードにいつでも申し込みができる。
20歳以上の必要書類
- 銀行口座(クレジットカードの代金を引き落とす口座)
- 本人確認ができるもの(学生証や自動車運転免許証など)
- 自宅の電話番号、または携帯電話番号
- メールアドレス など
大学生のクレジットカードの申し込み方法
大学生のクレジットカードの申し込み方法は、一般の場合と変わらず、インターネットか申し込み用紙での申し込みが可能だ。
しかし、未成年の場合は、インターネットで申し込んだ後、親権者の同意が必要な為、かならず親権者に電話での連絡がある。
また場合によっては、親権者の署名と捺印が必要になるため、書類が別途送られてくる事も。
少し面倒ではあるが、これも未成年者が勝手にクレジットカードを作らないためのものなので我慢しよう。
もしクレジットカードに申し込んだ事を知らせていない場合、電話に出ない、そんな申し込みはしていないと伝えてしまうなどのアクシデントが起こる可能性がある。
実際に、それでクレジットカードの審査に通らなかった例をいくつか知っている。
どちらにしろ、クレジットカードを申し込んだ事は両親に伝えておこう。
大学生が持つべきクレジットカードの枚数は?
クレジットカードを2〜3枚複数持つ事を進めているサイトもあるが、筆者は1枚で十分だと思っている。
理由としては、審査の通過をなるべく高くする事と、ポイントなどを一つにまとめられる事がある。
クレジットカードの枚数より、自分が一番使い勝手がよさそうなクレジットカードを一枚持とう。
大学生のクレジットカードの審査は通りやすい?
審査に関しては、学生は通りやすいと言われている。
理由は3つ。
審査に通りやすい理由
- 親権者の同意がある場合は、支払いの滞納が合った場合に、親権者が払うためクレジットカード会社側のリスクが少ない。
- 学生のクレジットカードの限度額はそもそも少ない(10万〜30万ほど)なので、リスクも少ない。
- クレジットカードを継続的に使ってもらう為に、学生から顧客を確保
クレジットカード会社側の思惑が見え隠れするが、学生の頃からクレジットカードの顧客として抱え込む事は、会社側にもメリットがあるのだ。
だからといって、100%審査に通るとは限らない。
申し込みの際に、嘘の記述をしたり、限度額を跳ね上げたりすると審査が通らない事もある。
申し込み時は嘘偽りなく、必要な情報はしっかり記入するようにしよう。
大学生のクレジットカードの選び方
大学生がクレジットカードを選ぶ際、ポイントとなる点をいくつか紹介しよう。
大学生がクレジットカード選ぶ歳のポイント
- 年会費無料かどうか
- 自分がためたいポイントが多く貯められるかどうか
- 旅行にいくかどうか
- 自分がよく使うお店で得ができるかどうか
- Apple PayやGoogle Payなどのスマホ決済と相性がいいかどうが
この点を注意して見ると、持つべきクレジットカードが絞れてくるはずだ。
年会費無料は大きなメリット
何かと消費が多い大学生活の中で、少しでも出費を減らすために年会費無料のクレジットカードは、押さえておきたいところ。
できればETCカードも無料だとなおいい。
万が一クレジットカードを実際に使わなくても、年会費が無料であれば無駄な出費を抑えることができる。
貯めるポイントを絞ることが重要
最終的に自分がどのポイントを集めるかを考えると、無駄が少なくなる。
例えばAmazonのサービスをよく使い、Amazonポイントを貯めたい場合は、AmazonカードやAmazonゴールドカードを選んだり、楽天ポイント命であれば、楽天カード、Tポイントを集めたい場合は、Yahoo! JAPANカードにすると、ポイントがより多く獲得できる。
旅行の行き先でクレジットカードを選ぶ
大学生時代に、国内旅行であったり海外旅行であったりと色々な所に旅行に行く機会も多い。
旅行に行くのが好きであるなら、それを基準にクレジットカードが選ぶのも一つのポイントだ。
いくつかポイントをあげるので確認してみてほしい。
旅行の種類 | 決済ブランド | 付帯保険 |
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国内旅行 | どのブランドでも大体OK | 国内旅行保険付き |
海外旅行 | VISA、Mastercardが無難 | 海外旅行保険付き |
旅行保険に関して選ぶ場合は、かなり種類が限られてくるのでなかなか難しいかもしれないが、決済ブランドに関してはどのクレジットカード会社もいくつか選べるようになっているので、目的に合わせて選ぶといいだろう。
自分がよく使うお店で選ぶ
イオンであったり、マルイであったり、 店舗によってお得になるクレジットカードがたくさんある。
普段からからポイントを貯めたい場合は、自分がよく使う店舗で、お得になるクレジットカードかどうかで選ぶのもいいだろう。
また、学生であればカラオケボックスにいったり、居酒屋にいったり、ラウンドワンにいったりと友人と行く機会の多い施設も、お得になるクレジットカードを選ぶのもいい。
割り勘になった場合に、クレジットカードで支払いをしてしまって後でお金を徴収する形にすれば、ポイントはゴリゴリ貯まるはずだ。
スマホ決済と相性がいいかどうか
自分が使いたいスマホ決済と相性のいいクレジットカードを選ぶのも選び方の一つだ。
例えば、楽天Edyをよく使うのであれば楽天カード、QUICPayを使うのであればJCBカード、iDであれば三井住友カードなど、スマホ決済でより得をする組み合わせがいくつもある。
普段から気軽に使うものだからこそ、ポイントを貯めるにはもってこい。
今自分が使いたいスマホ決済などを確認して、それを使った場合に得をするクレジットカードを選んでみよう。
場合によっては使えないものもあるので、事前に調査はしておこう。
大学生のおすすめのクレジットカード
それではここから、大学生にとっておすすめのクレジットカードを紹介していく。
エポスカード(EPOS CARD)
エポスカード(EPOS CARD) |
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総合評価 | |
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ブランド | |
電子マネー | |
年会費 | 永年無料 |
入会資格 | 18歳以上(高校生は除く)で電話連絡が可能な方。提携する金融機関に決済口座をお持ちの方 |
ETC年会費 | 永年無料 |
発行期間目安 | 約7日 |
ポイント | エポスポイント |
ポイント還元率 | 0.50%~5.50% |
付帯保険 | 国内旅行保険:無 海外旅行保険:最高2,000万円 ショッピング保険:無 |
キャンペーン | 入会、各種登録、カード利用で最大2,000円分のエポスポイントプレゼント |
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おそらく、学生の中で一番役に立つかといえばこのエポスカードといっていいだろう。
なぜなら、居酒屋やカラオケボックス、映画館など、大学生がよく行く施設で、このクレジットカードを提示するだけで、割引や優待が受けられるからだ。
その店舗数は10,000店舗以上!
とにかく節約できるクレジットカードだ。
しかもクレジットカード年会費、 ETCカード年会費が無料、その上海外旅行保険まで付帯されている。
もちろん、Apple Payにも対応していて、Suicaのチャージも可能だ。
筆者が大学生の時にこのカードを知っていたら、迷わず選んでいただろう。
エポスカードの詳しい情報は以下のページで特集しているので是非参考にしてほしい。
楽天カード
楽天カード |
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総合評価 | |
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ブランド | |
電子マネー | |
年会費 | 永年無料 |
入会資格 | 楽天会員登録(無料)をされている、満18歳以上で安定した収入のある方および学生の方(高校生は除く)。 |
ETC年会費 | 540円(楽天PointClubの会員ランクが、ダイヤモンドかプラチナ会員で無料) |
発行期間目安 | 約7日 |
ポイント | 楽天ポイント |
ポイント還元率 | 1.00%~10.00% |
付帯保険 | 国内旅行保険:無 海外旅行保険:最高2000万 ショッピング保険:年間50万円 |
キャンペーン | 最大5,000円相当のポイントプレゼント 最大8,000円相当のポイントプレゼント※一週間だけの期間限定最大5,000円相当のポイントプレゼント |
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年会費無料でポイントが貯められるクレジットカードといえば楽天カードと言っても過言ではない。
ポイントを楽天スーパーポイントに集約させれば、どんどんポイントは貯まっていく。
同会社のスマホ決済である「楽天Edy」や「楽天ペイ」との相性もよく、ポイントの2重取りも可能。
更にネットショッピングで楽天市場を利用する機会も多ければ、最大15倍以上ものポイントをつける事も可能だ。
楽天カードに関しては以下のページにまとめてあるので、参考にしてほしい。
Yahoo! JAPANカード(YJ Card)
Yahoo! JAPANカード(YJ Card) |
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総合評価 | |
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ブランド | |
電子マネー | |
年会費 | 永年無料 |
入会資格 | 原則として年齢18歳以上の人(高校生は除く)。また、Yahoo! JAPAN IDを取得可能な人 |
ETC年会費 | 500円(税別) |
発行期間目安 | 約7日 |
ポイント | Tポイント |
ポイント還元率 | 1.00%~3.00% |
付帯保険 | 国内旅行保険:無 海外旅行保険:無 ショッピング保険:年間100万円 |
キャンペーン | 現在なし |
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楽天カードと肩を並べるクレジットカードといえば、Yahoo! JAPANカードだ。
こちらはTポイントを貯める為のクレジットカードとしては最強と言われている。
Yahoo!ショッピングを使うと同じく10倍以上のTポイントを簡単に獲得する事ができる。
また、ソフトバンクユーザーやY!mobileユーザーがYahoo! JAPANカードを利用すると更にお得で、ポイントを16倍にする事も可能なのだ。
スマホ決済でも、Apple Payなどにはもちろん、連日ニュースを賑わしたスマホ決済「PayPay(ペイペイ)」で、唯一チャージが可能なクレジットカードでもある。
Tポイントや居酒屋やレストランなどさまざま場所で貯められ、また使う事もできるので非常にお得だ。
Yahoo! JAPANカードに関しては、詳しくは以下のページで特集をしているので、参考にしてほしい。
イオンJMBカード
イオンJMBカード |
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総合評価 | |
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ブランド | |
電子マネー | |
年会費 | 永年無料 |
入会資格 | 18歳以上(高校生は除きますが、卒業年度の1月1日以降であれば申込み可能)で電話連絡可能な方なら、申込み可能。未成年の方は親権者の同意が必要。 |
ETC年会費 | 永年無料 |
発行期間目安 | 約20日 |
ポイント | JALマイル |
ポイント還元率 | 0.50%~1.00% |
付帯保険 | 国内旅行保険:無 海外旅行保険:無 ショッピング保険:年間50万円 |
キャンペーン | 最大5,000円相当のWAON POINTプレゼント |
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とにかく旅行の為にマイルを貯めたいならイオンJMBカードはお得だ。
上で紹介した、エポスカード、楽天カード、Yahoo! JAPANカードの各ポインも、マイルに変換は可能だ。
しかし、ポイント変換は手続きも必要で、その手間のため利用しない人も多い。
イオンJMBカードはその辺りわかりやすく、貯まるマイルはJALマイルになるが、無駄なくJALマイルのみを貯める事ができるのだ。
しかもイオン系列のお店であれば、店舗でさまざまな割引や特典が受けられるため、普段使いとしても非常に優秀。
特筆したいのは、イオン系列の電子マネーWAONを利用した際でも、JALマイルが貯められる事だ。
最終的に航空券を狙うのであれば、持っていて損はないクレジットカードだ。
イオン系列のお店の割引や特典に関しては以下のページに書いてあるので参考にしてほしい。
大学生に家族カードを預けるのも一つの手
大学生目線で説明をしてきたが、少し親目線で、クレジットカードに関して提案したいことがある。
子供がクレジットカードを持つと、「使い過ぎ」「紛失」など、さまざまな不安があり反対する気持ちはよくわかる。
しかし、これからの社会はキャッシュレス化が進んでいくのは間違いない。
現金の安全神話はもうとっくに無くなっている。
クレジットカード払いもできない方が、今の世の中恥ずかしいのだ。
それでも不安な場合は、デビットカードやクレジットカードの親子カードを使って、ある程度コントールもできる。
親もしっかりキャッシュレス化を学ぶ事も重要な時期にきているのだ。
まとめ
どうしても、学生がクレジットカードを持つと、「使いすぎる」イメージが強く謙遜しがちな人やご両親も多いだろう。
気持ちは非常にわかる。
しかし、キャッシュレス化が進んでいく中で、「現金が安全だ」という理由で使わないのもナンセンスであるし、そもそも現金は安全ではない。
しかもクレジットカード払いにするだけで、学生でも年間5万円以上が得できると知ってもまだ使わないのはやはりもったいない。
学生だからこそ、クレジットカードの使い方やスマホ決済の使い方、そしてお金の使い方をいち早く学ぶ事も、いい勉強になるだろう。
大学生がクレジットカードを持つ事で様々な面でメリットが考えられるのだ。