7Pay(セブンペイ)アプリの登録方法と使い方!メリット・デメリットやチャージ方法、nanacoとの連携も解説!
2019年9月30日(月)をもって7pay(セブンペイ)の支払い、新規登録、チャージ全てのサービスを終了する事が決定しました。
公式サイトより→「7pay(セブンペイ)」 サービス廃止のお知らせ
2019年7月1日から7Pay(セブンペイ)がセブンイレブンで利用可能になった。
セブンイレブンでは同時にPayPay、メルペイ、LINE Payも利用可能になったが、メインはやはり7Payだ。
全国約2万店舗以上のセブンイレブンで利用可能でnanacoポイントもたまる。
nanacoポイントをためたいiPhoneユーザーにとっても、非常に大きなメリットになりそうだ。
そこで今回は、7Payの登録方法や使い方などを解説していく。
7Payとnanacoとの連携方法やメリット・デメリットも解説していくので、利用する際はぜひ参考にしてほしい。
7Pay(セブンペイ)とは?
7Pay(セブンペイ)とは、株式会社セブン&アイホールディングスの傘下である株式会社7Pay(セブンペイ)が運営提供するバーコードQRコード決済だ。
バーコードやQRコードを読み込むタイプのキャッシュレス決済なので、機種に依存しないメリットがある。
利用するにはチャージが必要で、現在はクレジットカードデビットカードセブン銀行のデビットカードセブン銀行ATMnanacoポイントレジで現金のいずれかが利用可能。
全国約2万1,000店舗のセブンイレブンでのみ利用可能だが、今後イトーヨーカドーやアリオなどセブン&アイホールディングスが運営加盟している店舗でも利用が可能になってくる。
7Payの登録方法
それでは早速7Pay(セブンペイ)の登録方法を説明しよう。
大まかな流れは以下のようになっている。
- セブンイレブンアプリをダウンロード
- 7iDの会員登録をする
- チャージ方法を確認・登録
登録自体はチャージ方法の登録を含めて5〜10分で終わるのでそれほど時間はかからない。
それでは実際に画像を使いながら説明していこう。
なお、画像はiPhoneでの登録方法なので、Android端末とは若干違う箇所もあるとは思うが参考にはなるはずだ。
1.セブンイレブンアプリをダウンロードする
恥ずかしながらいきなり筆者がつまづいたのは、なんとアプリのダウンロードだ。
「7Pay」や「セブンペイ」とアプリ検索をしても、全然出てこない。
そこで公式ページを読み返してみると、なんと「セブンイレブンアプリ」をダウンロードしなさいと・・・
なぜ7Payアプリにしなかったのか疑問だか、アプリ検索をするなら、「セブンイレブン」で検索しよう。
すると以下のようなアプリが出てくるので、ダウンロード。
2.「7iD」の新規会員登録をする
ダウンロードすると以下のような画面が出てくる。
7iDの新規会員登録を促す画面だ。
登録せずに使う事もできるが、セブンマイルやバッジの獲得、抽選キャンペーンの参加などができないので、登録しない方がデメリットが大きい。
もし7iDを持っていなければここで登録してしまおう。
持っているなら、連携しておいてほしい。
以下メールアドレスでの登録手順を説明しく。
他の方法を選択する場合は、説明に従って登録してほしい。
「メールアドレスで会員登録」を選ぶと、以上のような画面が出てくる。
「全ての規約内容を確認し、同意する」にチェックを入れて「次へ」を選択すると、パスワードなどを入力する画面が出てくるので、項目を入力して「ログインをしたままにする」にチェックを入れて「次へ」を選択する。
メールアドレスなどの、更に入力項目がいくつかあるので入力して「登録する」をタップすれば登録完了だ。
非常に簡単でいいのだが、二段階認証などのセキュリティの不安がある。
利用者のためを思っての事だろうが、PayPayの事を考えるとセキュリティはをしっかりしておくべき所だろう。
どうやらランクがあるので、銅ランクに昇格。ランクについてはまた違うページで説明する。
さらに、今は7Payを登録するとおにぎりが一つ貰えるキャンペーンを実施中なので、ありがたく貰っておこう。
ちなみに後ほど説明するチャージ方法で1,000円以上チャージするともう一つおにぎりが無料で貰えるクーポンが貰えるので、狙ってもいいだろう。
また、いくつか利用の際の情報が表示される。
以外に便利そうなのは、クーポンがまとめて使える事だ。
同時に画面にクーポンのバーコードを表示できるので、より支払い時にまごつかなくてすむ。
3.7Payアプリのチャージ方法を設定する
7Payアプリは、チャージしてつかうタイプなので、チャージする方法を登録する必要がある。
画面下の「7Pay支払い/チャージ」をタップすると、支払いやチャージができる画面にいく。
チャージで設定できる方法はいくつかあるが、今回は通常のクレジットカードを登録する説明していこう。
クレジットカードでチャージするには、クレジットカードを登録する必要がある。
画面上の「チャージ」タブをタップして、「クレジットカード/デビットカード」を選択しよう。
画面右上の「カードを追加」のボタンをタップすると以下のような画面が出てくる。
同様に画面右上の「カードの追加・削除」をタップすると、登録できるクレジットカードが出てくる。
基本的にJCB・VISA・Mastercardのブランドのものであれば、登録が可能。
そのほか、MUFGカード、ダイナースクラブ・ニコス・UFJ・三井住友カード・セゾンカードといったメジャーなカードも登録が可能だ。
おすすめはやはりセブンカード・プラスで、ポイント獲得率が大幅にアップするなどの特典がある。
セブンカード・プラスを含めたおすすめのクレジットカードは、また後ほど紹介する。
「登録する」をタップすると、まずチャージの際につかうパスワードと、パスワードを忘れた際に必要な「秘密の質問」の設定を行う。
セキュリティの事を考えると少し面倒ではあるが仕方がない。
設定がし終わると、今度はクレジットカードの入力へと続く。
クレジットカードを登録する際には、各クレジットカード会社が提供する本人認証サービス(3Dセキュア)が事前に登録されていないと使えない。
7Payに登録する前に必ず利用するクレジットカードの本人認証サービスを設定しておこう。
ちなみに下の右画像は、三井住友カードの本人認証サービスの画面だ。
このように登録に許可が必要になってくる。
登録が無事完了すると、登録完了画面が表示され、チャージする画面に登録するされたクレジットカードが確認できるようになる。
3.7Payアプリのチャージ方法
それでは実際にチャージしてみよう。
チャージの画面で登録されているクレジットカードを選択すると薄赤い背景色になる。
画面下の「認証してチャージする」が表示されるのでタップすると、登録時に作ったチャージ用パスワードを入れる画面になる。
パスワードを入れて、「チャージする」を押せば、入金の完了だ。
チャージまで非常に早く、特にイライラするような事はない。
後は支払い時に「7Pay(セブンペイで」と言って支払いの画面を見せれば、7Payでの支払いが可能になる。
7Payアプリとnanacoを連携させよう
7Payアプリにnanacoを連携させると、7Payでの支払いの際、200円毎に1nanacoポイントが貰えるようになる。
つまり、7Payアプリを使う事で、「セブンマイル」と「nanacoポイント」が同時に加算されるのだ。
ポイントをなるべくためたい人は、この設定はマストになる。
7Payとnanacoの連携は非常に簡単。
画面左上の三本線のメニューマークから、「7iD会員情報」を選択する。
すでにnanacoカードを持っているなら、画面左下の「nanacoを登録する」を選んで、nanacoカードに記載されている番号を登録すれば完了だ。
1分もかからずに登録できるだろう。
ここからはnanacoカードを持っていない場合の登録方法を説明する。
持っていないのであれば、「nanacoをお持ちでない方はこちら」と選択する。
iDの内容がそのまま表示され、「確認してをカード申し込む」を押すと、発券用のバーコードが発行される。
このバーコードはセブンイレブンのみでnanacoカードが発行可能なバーコードなので注意しよう。
セブンイレブンで発券用のバーコードを見せて、nanacoカードを発券してもらうと、自動的にアプリに方に連携される。
発券が終わった段階で終了なので、その後7Payで買い物をするとnanacoポイントも貰えるようになる。
7Payのメリット・デメリット
7Payのメリットやデメリットは以下のようになる。
7Payのメリット
- nanacoポイントとセブンマイルが両方ためられる。
- クーポンが一括で使える。
やはりメリットの中で大きいのはnanacoポイントとセブンマイルが両方たまる点だろう。
nanacoポイントをメインにためている人にも嬉しいはずだ。
地味に便利な機能はクーポンが一括で使える事。
おにぎりを貰えるクーポンが2つあったので実際使ってみたが、画面に選んだクーポンが並ぶので、店員さんも素早く複数のクーポンのバーコードを読み取ってくれた。
サービスを提供する側もされる側も便利になることは非常にいい事だ。
7Payのデメリット
- いまさら感が強い
- 還元率が低い
- 利用店舗が少ない
- キャンペーンが弱い
すでに有名になっているPayPay、LINE Pay、メルペイなど比べると7Payは後発のキャッシュレス決済なので、いまさら感がかなりある。
しかもセブンイレブンでPayPay、LINE Pay、メルペイが利用可能になった事考えると余計そう思えてしまう。
利用できる店舗も2019年7月時点でセブンイレブンの店舗のみ。
今後増えていく可能性は大だが、やはりスタートダッシュとしては少し弱い。
さらに、ポイント還元率の低さもマイナス。
Pay Pay、LINE Pay、楽天Pay、Origami Payなど、ほとんど3%のポイント還元もしくは割引が適用されている。
しかし、7Payは通所のポイント還元率が0.5%、今のキャンペーンでも1%になる程度だ。
後発組だからこそ、普及に力を入れるべきなのに全体的に弱い感じはする。
今後の展開を期待したい所だ。
7Payアプリが使える店舗
2019年7月ではセブンイレブンのみだが、セブン&アイグループの店舗は早い段階で利用が可能になるといわれている。
また、関係店舗もおそらく利用可能になってくるはずので、事前に使える可能性がある店舗を含めて紹介しておこう。
ジャンル | 店名 |
---|---|
コンビニ | セブン-イレブン |
スーパー | イトーヨーカドー、ヨークベニマル、ヨークマート、アリオ、ザ・ガーデン自由が丘、ザ・プライス、ダイイチ、天満屋ストア |
百貨店・デパート等 | そごう、西武百貨店、池袋ショッピングパーク、オムニ7 |
外食関係 | デニーズ、ファミール、芝のらーめん屋さん、白ヤギ珈琲店、太陽のグリル、ポッポ、まん天丼、とっぴん舎 |
専門店 | 赤ちゃん本舗、ロフト、バーニーズニューヨーク、Francfranc、タワーレコード |
ホテル | 八ヶ岳高原ロッジ |
ドラッグストア | セブン美のガーデン |
飲食関係 | マクドナルド、コメダ珈琲、ミスタードーナツ、コカ・コーラ自販機、小僧寿し |
家電関係 | ビックカメラ、コジマ、ソフマップ、上新電機 |
ドラッグストア | サンドラッグ、ツルハグループ、スギ薬局、アインズ&トルぺ、ココカラファイン、コスメティクスアンドメディカル、セイムス、キリン堂 |
総合施設 | ANA FESTA、金沢百番街、マーレ、新千歳空港ターミナルビル、JRタワー |
ガソリンスタンド | エッソ・モービル・ゼネラル |
スポーツ | 千葉ロッテマリーンズ、ヤフオクドーム、チェリーゴルフ |
アウトドア | スキージャム勝山、ハンターマウンテン塩原さっぽろばんけいスキー場 |
アパレル | マックハウス |
酒類 | カクヤス |
写真 | コイデカメラ |
CD・DVD等 | ディスクユニオン |
エンタメ | ラウンドワン、コロナワールド、タイトー |
レジャー | スパリゾートハワイアンズ、サンリオピューロランド |
その他 | ヤマト運輸、イーアイディ、KAZAPi対応店舗 |
7Payに登録すべきおすすめのクレジットカード
7PayはQRコード・バーコード決済の中でも、さまざまなクレジットカードでチャージができる仕様になっている。
そのため、現状使っているクレジットカードでもいいが、もし7Payをメインに使うのであれば、登録におすすめのクレジットカードがあるので紹介しておこう。
セブンカード・プラス
セブンカード・プラス |
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総合評価 | |
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ブランド | |
電子マネー | |
年会費 | 永年無料 |
入会資格 | 原則として18才以上で、本人または配偶者に安定した収入のある人(高校生除く) |
ETC年会費 | 初年度:無料 2年目以降:前年度のクレジットショッピング支払い合計額が5万円以上の場合無料 |
発行期間目安 | 約9日 |
ポイント | nanacoポイント |
ポイント還元率 | 0.50%~1.50% |
付帯保険 | 国内旅行保険:無 海外旅行保険:無 ショッピング保険:年間100万円 |
キャンペーン | 最大5,500円のキャッシュバック |
|
クレジットカードの登録画面でも一番上に出てくるように、もっともお得なのがセブンカード・プラスだ。
最近200円で1nanacoポイントに改悪されたが、2019年7月1日~10月31日までの期間限定ではあるが、7Payを利用すると200円(税抜)につき2nanacoポイントの獲得が可能になっている。
しかもセブンマイルがたまるので実質1.5%のポイントが還元されるのだ。
今後チャージでもポイントがためられるのであれば、おそらく最も7Payと相性がいいクレジットカードになるはずだ。
リクルートカード
リクルートカード |
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総合評価 | |
---|---|
ブランド | |
電子マネー | |
年会費 | 永年無料 |
入会資格 | 原則として18才以上で、本人または配偶者に安定した収入のある人(学生を除く) |
ETC年会費 | 無料(Mastercard,Visaは新規発行手数料1,000円(税抜)) |
発行期間目安 | 約8日 |
ポイント | リクルートポイント |
ポイント還元率 | 1.20%~13.00% |
付帯保険 | 国内旅行保険:最高1,000万円 海外旅行保険:最高2,000万円 ショッピング保険:年間200万円 |
キャンペーン | ・最大6,000円分のリクルートポイントプレゼント |
|
7Payのチャージでポイントをためたいなら、リクルートカードだ。
7Payのチャージでも問題なくポイント還元率1.2%の恩恵を受けられる。
万能型のカードが欲しい場合は、リクルートカードがおすすめだ。
まとめ
後発組のキャッシュレス決済の7Pay。
nanacoの実績はあるが、今後この7Payがどのような進化をとげ、キャッシュレス決済の地位を確立していくのか注目したい所だ。