【実質無料】Square(スクエア)決済の評判を調査!スマホでカード決済が導入できるSquareのメリット・デメリットを紹介
スマホ決済がどんどん広がっていく中、クレジットカード決済も導入したい店舗も多いはず。
そんな個人事業主や事業者の人に紹介したいのがスマホでキャッシュレス決済ができる「Square(スクエア)」だ。
飲食・レストラン・小売・雑貨・衣類・家具等・美容院・サロン・住宅・修理サービス・イベント・エンタメなどさまざまなシーンでキャッシュレス決済が可能になる。
なるべく手軽にキャッシュレス決済を可能にしたいのであれば、是非参考にして欲しい。
また、Square(スクエア)は2019年5月13日に経済産業省の『キャッシュレス・消費者還元事業』へ正式登録された。
その事で、以下のような見逃せないメリットが増えた!
- カードリーダー7,980円が無料!(2019年5月14日~スタート)。
- 決済手数料が3.25%→2.16%減額!(2019年10月1~2020年6月30日までの予定)
- 消費者は5%の還元!(※2019年10月1~2020年6月30日までの予定)
これは非常に注目すべきメリットなのは間違いない!
キャッシュレス決済の導入を考えているのであれば、このページで少しでもSquareの基本的な情報を抑えつつ、ぜひ上のメリットをいち早く受けてもらえればと思う!
Squareとは
まずSquareのサービスについて説明していこう。
Squareとは、iPhoneやAndroidスマホ(XPeria、GALAXYなど)といった通常使うモバイル端末に装置を接続するだけで、そのスマホを使ってクレジットカードは可能になる非常に便利で簡単なカード決済機だ。
その手軽さから個人商店から小売店、中規模事業まで幅広く利用が可能になっている。
とにかく、電波がつながるモバイル端末とSquareのカードリーダーさえあればどこでも決済が可能という手軽さは非常に魅力がある。
Squareの使い方
Squareの使い方は至って簡単。
専用のカードリーダーにクレジットカードを読み込ませ、サインをもらうだけだ。
写真を見てもらえれば分かりやすいだろう。
スマートフォンのイヤホンジャックに差し込むタイプの旧型と、Bluetoothで接続が可能な新型の2つがある。
旧型はICチップのカードと磁気カード両方に対応しているが、新型はICチップのカードのみ。
まだ磁気カードのクレジットカードを使っている人もいるので新型はその人たちをカバーできない。
しかし、磁気ストライプ読み込み専用の付属リーダーがついており、それを利用すれば可能になる。
また、Squareの新型にはNFCも搭載。
非接触型決済も可能となっており、Visaのタッチ決済(payWave)やMasterCardコンタクトレスでの支払いも可能になった。
機能上は日本の電子マネー決済、Suicaや楽天Edyなどにも対応できる事になるが、まだ発表されていない。
またQRコード決済に関しても、現在は対応していないがソフトウェアのアップデートで対応可能ということだ。
対応されれば非常に使いやすいクレジット決済機になることは間違いない。
Squareの導入方法
Squareを利用するために導入するものは以下の3つ。
- Squareのカードリーダー
- 通信可能なスマートフォンやタブレット
- Square StandとSquare Reader専用ドック(あれば非常に便利でかっこいい)
- 領収書のプリンター(あれば便利)
以上の4つになる。
Squareのカードリーダー
既に上の画像で紹介したが、Squareのカードリーダーは2種類ある。
一つはスマートフォンやタブレット端末のイヤホンジャックに差し込んで使う旧型。
もう一つはBluetooth接続でコードレスで使える新型だ。
価格や性能も違うので、比較表にしてみよう。
カードリーダー旧型 | カードリーダー新型 | |
---|---|---|
価格 | 4,980円 | 7,980円 |
月額固定費用 | 無料 | 無料 |
解約手数料 | 無し | 無し |
入金手数料 | 無し | 無し |
入金サイクル | 最短翌営業日 | 最短翌営業日 |
導入日数 | 最短当日 | 最短当日 |
対応支払い方法 | 一括 | 一括 |
自動課金 | 対応 | 対応 |
決済キャンセル手数料 | 無料 | 無料 |
トランザクション手数料 | 無料 | 無料 |
決済承認方法 | モバイル端末の画面にサイン | モバイル端末の画面にサイン |
カードリーダー接続 | イヤホンジャック | Bluetooth接続 |
対応モバイル端末 | iPhone/iPad、Android端末※イヤホンジャックがあるタイプ ※詳細 | iPhone/iPad、Android端末 ※詳細 |
ICチップ型カード | ✕ | ◯ |
磁気ストライプ型カード | ◯ | ✕※付属の磁気カードリーダーで可能、要イヤホンジャック |
国際ブランド(決済手数料) | 3.25%→VISA、Mastercard、American Express、Diners Club、Discover 3.95%→JCB 3.75%→その他カード情報手入力 | 3.25%→VISA、Mastercard、American Express、Diners Club、Discover 3.95%→JCB 3.75%→その他カード情報手入力 |
コンタクトレス決済 | 非対応 | VISAタッチ、Mastercardコンタクトレス |
電子マネー | 非対応 | 対応可能※現在は未対応 |
Squareのカードリーダーの旧型、新型の違いをまとめると、「本体価格」「接続方法」「クレジットカードの種類」「電子マネーに対応するかしないか」の4つだ。
総合的に判断してみても、新型のSquareカードリーダーの方がおすすめだ。
本体価格が気になるという人もいるとは思う。
しかし、Squareカードリーダーは他社のカードリーダーよりお得な価格で手に入れることは可能なのだ。
Square…7,980円
楽天ペイ…18,800円
Airペイ…19,800円
さらに今ならキャッシュレス・消費者還元事業の審査条件を満たせば、決済端末機(カードリーダー)7,980円が無償で手に入れることができるようになった(2019年5月14日~スタート)。
「キャッシュレス・消費者還元事業」参加申込の受付開始 –新型Square Readerが無料で導入
この機会を逃すのは非常にもったいない!
なるべく早く申し込んだ方がいいだろう。
通信可能なスマートフォンやタブレット
Squareを導入するにあたって、新しくPOSレジなどを購入する必要はない。
今使っているiPhoneやiPad、Android端末がそのまま決済機として利用できるのだ。
これは非常に便利!
新しいタイプのiPhoneやiPadであれば、問題なく利用することができる。
Android端末でも、XperiaZ5、GalaxyS8、AQUOSR、ZenFone3など様々な種類で利用が可能。
しかし古いタイプのものの場合は利用できる端末の種類が限られているので、以下のページで確認して欲しい。
Square StandとSquare Reader専用ドック
Square StandとSquare Reader専用ドックは付属品となるため、料金がかかる。
価格は32,980円とかなりいい値段だが、この2つが非常にかっこいいのだ。
Square Reader専用ドック
Squareのカードリーダーを専用ドックに入れる事で、直接クレジットカードをかざしてもらうことができる。
筆者もそうだが、クレジットカードを持って行かれるのが非常に不安な時がある。
やはり手元でクレジットカード決済が見えるのは非常に安心なのだ。
しかもかざすだけで決済が済むのであれば余計安心だ。
Square Stand
Square Standは、そうでわかるように手持ちのiPadをはめ込むことができる。
しかも回転するので、決済内容お客様に見せたり、サインをもらうことも可能なのだ。
何よりもデザインがスタイリッシュで非常にかっこいい。
確かに値段はかかるが、これがあるとお客からの印象が全く変わってくるだろう。
レシートの印刷は専用機が必要
レシートは場合によっては必需品になる。
しかし、レシートを渡したい場合は、専用端末が必要になる。
この機器の価格は、55,800円とかなり高額。
他につかえる端末としてAmazonで調べてみると
が出てきたが、それでも30,000円台はする。
どうしても必要な場合は仕方がないが、クレジットカード決済の場合はレシート不要な人も多い。
その場合、Squareはレシート情報をお客さまのメールに送信することも可能なので、その方法で対応も可能だ。
事業規模や扱う商品、顧客のステータスなどで選んでもらえるといいだろう。
ほかにも、レジまわりのアクセリーがたくさんある。
もし必要なら以下のページで確認してほしい。
Squareの実際の評価や口コミ
実はSquareの旧型のカードリーダーに関してはあまり評価が良くなかった。
端末の初期不良があったり、フル充電しないとクレジットカードの情報をちゃんと読み込んでくれないなど結構な頻度でそのような口コミが上がっていた。
しかし新型になって、それらの多くが解消されSquareの評価はかなり上がってきている印象がある。
Square @SquareJapan の新型リーダー、かっこいいのにゃん…。ジスイズザグッドデザインプロダクト…。
Bluetoothやだなって思ってたけど、アプリから簡単に繋がるし途切れなさそうで意外と大丈夫かも!
カード差し込めるの嬉しい☺️てかカードの支払処理、前のよりめっちゃ早くないですか!!? pic.twitter.com/sSEDCIijMB
— 今田恵⛰Hotakadake Sanso三代目 (@imadameg) April 26, 2019
デザインに関しての評価が高くなった以外に、Bluetoothでの接続や処理速度に関しても、高く評価している人もいる程だ。
実際の生活環境により、 Bluetoothや処理速度などの接続は変わってくると思うが、様々な面で向上しているのは間違いないだろう。
Square決済導入には審査がある
Squareの決済を導入するにあたり、Square側の基準に沿って審査が行われる。
以下のような業種や、用途以外であれば、よほどのことがない限り審査落ちはしない。
- 成人向けの商品やサービス(インターネットや電話、印刷物など媒体は問わない)
- 賭博(宝くじ、カジノのチップ、レース場外での賭博、パチンコ、スロット等を含む)
- 投資や投機などの管理事業
- 刺青やタトゥー
- 質屋業
- デジタルコンテンツ(デジタル情報)の配信
- 探偵業
- 不動産仲介手数料
- 相互扶助、相互保険等
- 占いや超自然的なサービス
- インターネットオークション
- 無許可の運営事業
- サークル代回収
- 町内会費回収
- 寄付金募集
- 親や子供への仕送り
- お年玉
- その他商用以外での利用
キャバクラやスナック、ガールズバーなど若干グレーな業種はもしかしたら審査に通る可能性がある。
Squareのカードリーダーを購入前であれば審査落ちしても負担は無いので試してみてもいいだろう。
Squareのカードリーダーを購入後に審査落ちしても返品可能
Squareのカードリーダーを購入したにも関わらず、先にSquareの審査に落ちた場合でも以下の条件であれば返品手続きが可能だ。
購入から30日以内であること
未開封であること
該当する場合は忘れずに返品手続きをしよう。
Squareを導入の流れ
Squareを導入するにあたり、基本的な部分は理解いただけたと思う。
次は実際に導入の流れを説明していこう。
といっても、Squareの導入までの流れは非常に簡単だ。
基本的に3ステップで終わる。
1.無料アカウントの登録を行う
まずは無料アカウントの登録を行う事で、審査が開始される。
以下のボタンから申し込み画面にいこう。
アカウント登録に必要なものは以下のような情報だ。
- メールアドレス
- 希望するパスワード
- 登録者の氏名などの登録情報
- 事業内容
- 入金先となる口座情報
早ければ5分ほどで入力は完了する。
アカウントの登録が完了した時点で自動的に審査が開始。
早ければ当日に審査結果の連絡がくるはずだ。
2.Squareカードリーダーを購入する
審査が通過したら、Squareカードリーダーを登録したアカウントから購入しよう。
Squareカードリーダーは通常7,980円だが、一番初めの方で説明した通り、キャッシュレス・消費者還元事業の審査条件を満たせば無料で手に入れることが可能だ。
在庫がなくなる前に早めに申し込んでおこう!
3.「SquarePOS」アプリをインストール
最後に、在庫管理や売上が一目でわかる「SquarePOS(スクエア・ポス)」アプリをダウンロードして設定しよう。
保留会計や個別精算、リアルタイムでの在庫管理が可能になり、売上計算が格段に楽になる。
ここまで設定できれば、後は決済を実際に行うだけ。
100円を使って実際に決済動作確認ができるようになっているので、ちゃんと稼働しているか必ず確認しよう。(100円は返金処理で戻ってくる。)
Square導入のメリットまとめ
表や今までの情報をもとにSquareを導入する際のメリットをまとめよう。
- 初期投資費用が実質0円
- 加盟店手数料が安い
- 入金が早い
- 振込手数料が無料
- 導入までが早い
- POSレジとの連動も無料
- 店舗を持たない事業者でも導入可能
- 継続課金、月額課金にも対応
- 決済手数料が安い
- スタイリッシュ
- 出店など持ち運びも可能
旧型と新型の比較表の中には書いてあるが、実質な経営の中で入金が早いのは大きなメリットを一つ。
なんと最短翌営業日に振り込みされるので、経営に必要なお金を管理することが楽になる。
しかも入金手数料は無料なので経営者にとっては本当に助かる。
また、お店によってはイベントで外でお店を臨時に出店することもあるはず。
Squareカードリーダーと充電器、インターネットに繋がるモバイル端末さえあれば、出店も対応が可能になる。
非常に柔軟にキャッシュレス決済を持ち運びできるのだ。
Square導入のデメリットまとめ
今度はSquareのデメリットをまとめてみた。
- Suicaや楽天Edyなど電子マネーには非対応
- JCBの決済手数料が高い
- 分割払い、ボーナス払いは非対応
- 付属品が高い
比較表の中の決済手数料の数字で確認した人もいるかと思うが、JCBの決済手数料が他の国際ブランドより高い。
日本ではJCBブランドを使う人も多いので地味に痛い。
VISAタッチやMastercardコンタクトレスが使えることをさりげなくアピールして、なるべくJCBはお控え頂くようにするのもいいだろう。
また分割払い、ボーナス払いも非対応。
大きな金額のものは、購入に躊躇してしまうお客さんも出てくる可能性がある。
その場合は、「カード会社の方で、後々分割、またはリボ払いに変更できます。」などを一言添えるだけで購入に至るケースもある。
できないことはできないこととして受け止めて、上手にセーフティネットを引いて売上につなげて欲しい。
まとめ
Squareの基本情報やメリット・デメリット、評判や口コミなどを紹介してきたがいかがだっただろうか。
キャッシュレス決済はここまで簡単に導入できるようになってきている。
特にSquareは初期導入費用の安さや、取り扱いのユニークさが非常に魅力的なカード決済システムだといえる。
自分のビジネスがクレジットカード決済が使えるかどうか不安な人も、この機会にぜひ審査申し込みをしてみてはいかがだろうか。
今後加速していくキャッシュレス決済に対応する良い機会だと思って是非トライしてほしい。