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【決定】7pay(セブンペイ)が2016年7月1日より稼働!セブンイレブンでは同時にPayPayやLINEPayなど5社利用可能に!

2019年5月27日

2019年9月30日(月)をもって7pay(セブンペイ)の支払い、新規登録、チャージ全てのサービスを終了する事が決定しました。
公式サイトより→「7pay(セブンペイ)」 サービス廃止のお知らせ

かねてから話題にあった「7pay(セブンペイ)」。

2019年7月1日よりセブンイレブンで利用が開始されることが正式発表された。

それと同時に「PayPay」、「メルペイ」、「LINE Pay」の国内3社、「アリペイ(Alipay)」、「WeChatPay(微信支付)」の海外2社も利用可能になる。

7payを合わせると一気に6つのQR・バーコードコード決済が利用可能になるのだ。

筆者の近所にはとにかくセブンイレブンが多いので、このニュースは非常に嬉しい!

しかし、手放しでは喜べないニュースもある。

それは同時期にnanacoポイントの還元率が1%から0.5%に半減してしまうことだ。

これは影響している可能性が非常に高い。

今回は7payの可動で揺れ動くさまざまな情報をまとめてみた。

セブンイレブンで7payを含む6つのコード決済が可能に

まずは嬉しい情報から。

セブンイレブンは7payの導入を見越して、QR・バーコード決済を利用することができなかった。

しかし2019年7月1日に7payの導入に合わせて同時に5つのコード決済が利用可能になる。

セブンイレブンで使えるQRコード決済

  • 7pay
  • PayPay
  • メルペイ
  • LINE Pay
  • アリペイ(Alipay)
  • WeChat Pay(微信支付)

残念ながらQR・バーコードコード決済の中でも利用頻度の高いと言われている楽天ペイは導入されない

海外の2社を除いては、現場特に話題になっているスマホ決済をメインに導入した感じだ。

これらのスマホ決済ユーザーをセブンイレブンが呼び込もうとしている可能性を感じる。

他にも様々な憶測があるが、楽天ペイ利用者側にとっては非常に残念ではあるはずだ。

後々楽天ペイの導入がされることを期待するしかない。

個人的には、割引クーポンが非常に多いOrigami Payなどが導入されると嬉しい。

7payのキャンペーンは?

現場発表されている7payのリリース時のキャンペーンは「nanacoポイント2倍キャンペーン」のみ

率直にいわせて貰えば、PayPayやLINE Payに比べるとインパクトが弱い

しかも後ほど説明するがnanacoの還元率が落ちることを考えると、それほどnanacoポイントを貰えない可能性もある。

現場7payが大きく飛躍する可能性はあまり感じられない。

おそらくイトーヨーカドーやアリオなどで利用可能になってくるとは思うが、どれほどプライオリティを持てるかで7payの真価が問われるだろう。

現時点では残念ながらPayPayかLINE Payを利用する方がお得なユーザーが多いといわざるを得ない。

7pay導入でnanacoのポイント還元率が改悪?!

おそらく今回最も残念なニュースの一つがこのnanacoの還元率改悪だ。

7payが導入される同時期にnanacoのポイント還元率が以下のように変更される。

対象店舗
セブンイレブン、イトーヨーカドー(アリオ)、西武・そごう、ヨークベニマル、ヨークマート、アカチャンホンポ、ロフト、デニーズ、ファミール、ポッポ、イトーヨーカドーネットスーパー、西武・そごうのeデパート、アカチャンホンポ(ネット)、ロフト(ネット)、セブンミール
2019年6月30日23:59まで 2019年7月1日0時以降
100円(税抜)ごとに1ポイント
(ポイント還元率1%)
200円(税抜)ごとに1ポイント
(ポイント還元率0.5%)

nanacoのポイント還元率が1%→0.5%、半分に減ってしまうのだ。

ようやくiPhoneでnanacoポイントが貯められると思ったらポイント還元率の低下。

nanacoユーザーにとっては、かなりがっかりなニュースには間違いないだろう。

7payよりiPhoneでnanacoが使えるようになることの方が嬉しかったという人も多いはずだ。

セブンマイルプログラムでカバーはできる

セブン&アイホールディングスが提供するポイントは、nanacoの他にもう一つセブンマイルプログラムというポイントがある。

2019年9月1日から、このセブンマイルプログラムがリニューアルされて、200円あたり1マイル獲得できるようになる。

つまりセブンイレブンのスマホアプリを提示して買い物をすることで、nanacoポイント0.5%+セブンマイル0.5%で合計1%の還元率を取り戻すことが可能だ。

しかし、nanaco支払いをする前にスマホアプリの提示をしなければならない2度手間が発生する。

しかもセブンマイルプログラムはnanacoが使える全ての店で使えるわけではない。

少なくとも以下の店舗ではセブンマイルがつかずnanacoポイント0.5%のみとなってしまう。

ヨークベニマル、ヨークマート、デニーズ・ファミール・ポッポ、他のセブン&アイ・フードシステムズ飲食店

nanacoユーザーにとっては不遇の事態としかいいようがない。

7payでnanaco&セブンマイル両方がたまる

セブンマイルを貯めるための動作が面倒だという人は、7payで決済することで解決ができる。

なぜなら7payで決済すると、nanacoポイントとセブンマイルが自動的に付与されるようになっているからだ。

一応これで決済時の面倒くささからは解放されるが、nanacoポイントをいる人はためている人は結局セブンマイルをnanacoポイントに変換する作業が増えてしまう。

この部分も解消されないと「なんとなく使いづらさがつきまとってしまうnanacoポイント」というレッテルが貼られかねない。

今後この辺りの利便性はチェックしていく必要がありそうだ。

まとめ

7payの発表で明らかになったメリットやデメリット。

2019年7月1日の導入までに新たな情報が発表されるかどうか注目していきたい。

また導入後に何かメリットがあるのか利用しつつレポートできればと思っている。