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【2023年旅行者必読】クレジットカードの海外旅行傷害保険まとめ!使い方や一般の海外旅行傷害保険との違いを徹底比較!

2019年2月13日

年に数回ある大型連休や高校や大学の卒業旅行などで、海外旅行に行く人も多い。

そのさい海外旅行傷害保険などに入ると思うのだが、クレジットカードにも海外旅行傷害保険が付帯しているものがある

そして意外にも、クレジットカードに付帯している海外旅行傷害保険についてあまり知らない人が多いのだ。

知っていたとしても曖昧で、実際どのように使っていいかわからないという声も多い。

そこで今回は、クレジットカードに付帯されている海外旅行傷害保険について詳しく解説していこう。

保険会社の海外旅行傷害保険との違いなども詳しく説明する。

旅行だけでなく短期留学などにも非常に重要なので、短期留学するお子さんを持つご両親もぜひ読んでいただければ幸いだ。

海外旅行傷害保険が付帯されているおすすめのクレジットカードも紹介するのでぜひ参考にしてほしい。

国内旅行保険に関しては以下のページに詳しく書いてあるので、合わせて読むとよりオトクなクレジットカードがわかるだろう。

目次

クレジットカードに付帯されている海外旅行傷害保険の補償内容

「いくらクレジットカードに海外旅行傷害保険が付帯されているとしてもそんなに補償してくれないんじゃないの?」

と思っている方も多いのではないだろうか。

しかし、以下の内容を見てもらえばクレジットカードの海外旅行傷害保険かなり優秀なのがわかってもらえるはずだ。

海外旅行傷害保険の補償内容

  • 傷害死亡保険
  • 傷害治療保険
  • 疾病治療保険
  • 後遺障害保険
  • 賠償責任保険
  • 携行品損害保険
  • 救援者費用保険

主に上記したような保険は備わっている。

一般的な保険とほとんど変わらないスペックなのがわかってもらえるはずだ。

ただしクレジットカード会社によって保証される内容は変わってくるので、自分が欲しい保証が備わっているかどうかは確認が必要だ。

補償内容がどのようなものであるか、少し説明していこう。

傷害死亡保険


傷害死亡保険は、海外旅行中に事故や怪我をしたことが原因で死亡した場合に支払われる保険の事だ。

クレジットカードの詳細で最大2,000万円や最大5,000万円などと書かれる事が多い部分だ。

この保険は実際に死亡しないとおりない保険なので、怪我や病気などをして病院にかかった場合の治療代としては使えない

また病気によって死亡した場合にはこの保険は適用されない。

あくまで事故や怪我で死亡した場合のみに補償が下りるので頭に入れておこう。

残された人のために利用できる保険だと思っておいていいだろう。

傷害治療保険


海外旅行中、怪我をした場合にかかる治療費や入院費、通院費などに支払われる保険

おそらく海外旅行中に一番お世話になる保険だと思っておいて構わない。

怪我によっては高額な治療費がかかる場合もあるので、この傷害治療保険の補償額が高ければかなり安心できる

疾病治療保険


海外旅行中に病気になった時の治療費として支払うことができる保険

傷害治療保険=怪我、疾病治療保険=病気と覚えておくといいだろう。

衛生状態のよくない国などに行く場合は、この保険が非常に重要になってくる。

また自身が病気になりやすい体質などであれば、この保証が最重要になってくるだろう。

後遺障害保険


海外旅行中の怪我や事故で後遺症が残ってしまった場合に支払われる保険

後遺症が残るような怪我などはあまり想定していないと思うが、この保険があって越したことはない。

特に留学など長期にわたる場合はリスクは高くなる。

備えあれば憂いなしでこの保険もあるかどうかは確認しておいた方がいいだろう。

賠償責任保険


自分自身に対してではなく、自分が誰かに被害を与えてしまった場合に、その賠償として支払われる保険

不注意から商品を壊してしまった、誰かに怪我をさせてしまったという場合に補償がおりる。

旅先では気分も高揚している場合があるので他人に迷惑をかけてしまうこともある。

この保険があることでかなり安心できるところもあるはずだ。

携行品損害保険


海外旅行先で荷物の盗難や、買った商品破損などで支払われる保険

日本とは違い、海外はスリや置き引きは非常に多い

筆者も2度ほど置き引きにやられて、非常にくやしい経験をした事がある・・・。

その時にこの保険があると非常に心強い!

ただしお金は自体に関してではなく、あくまで携帯品に関してかかるものなので注意しよう。

救援者費用保険


海外旅行先で被保険者が入院した場合、その家族が現地に行くための費用を補償してくれる保険だ。

海外旅行先に行くとなるとかなり費用がかかる。

そのためこれがあるかないかで家族への負担が大きく変わるのだ。

利用頻度としては多くない(少ないに越したことはない!)が、割と重要な保険でもある。

「クレジットカードでこんな保険があるから」と家族に伝えておくだけで家族もかなり安心するだろう。

海外旅行傷害保険の内容は要チェック!

故障内容を説明してきたが、全てのクレジットカードでこれらの補償がすべて付いているわけではない

クレジットカード会社によって保証される内容は変わってくるので、自分が欲しい保証が備わっているかどうかは確認が必要だ。

なので必ず確認しておこう。

クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険と保険会社の海外旅行傷害保険の違い

クレジットカードについている海外旅行傷害保険がかなり保障されることは分かっていただけたと思う。

じゃあ、海外旅行傷害保険が付いているクレジットカードだけでいいや!

と考える人もいるかと思うが少し待ってほしい。

なぜなら一般的な保険会社の海外旅行傷害保険と異なる点がいくつかあるからだ

その中でも特に以下の3つの相違点は確認しておくといいだろう。

海外旅行傷害保険の相違点

  1. 補償期間の違い
  2. 補償対象の範囲の違い
  3. 補償されるタイミングの違い

場合によってはかなり重要になってくるので詳しく説明していこう。

クレジットカードの海外旅行傷害保険は最大60日か90日

まずは表で違いを確認してもらうのが早いと思うので以下をみてほしい。

クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険 一般の海外旅行傷害保険
補償期間 60日間か90日間は補償 最大3ヶ月(旅行期間中)
着目点 ・海外旅行傷害保険は基本的に費用はかからない
・期間が設定されていて延長などは不可
・一般の海外旅行傷害保険であれば十分
・「自動付帯」と「利用付帯」がある
・海外旅行傷害保険に入る為に費用がかかる
・期間を細かく設定できる
・期間の延長が可能(追加料金がかかる)

クレジットカードに付帯されている海外旅行傷害保険の補償期間は、60日間か90日間という期間が既に設定されている場合がほとんどだ。

保険会社の海外旅行傷害保険を見てみると期間で言えば最大3ヶ月の場合が多い

一見同じようにも感じるが、保険会社の海外旅行傷害保険は細かく期間を設定することができる

例えば15日間や30日間と言った具合だ。

これを行えることにより、海外旅行傷害保険自体の金額を下げることができる

また場合によっては、別途追加料金がかかるが補償期間延長が可能だ。

クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険にはできないメリットといっていいだろう。

ただ、そもそもクレジットカード付帯の海外旅行傷害保険は料金自体がかからない場合がほとんどだ。

なので海外旅行の期間延長がない限りは、クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険でも十分だろう。

補償対象の範囲の違いは確認必須

クレジットカードの海外旅行傷害保険と一般的な海外旅行傷害保険の大きな違いの一つに、補償対象の範囲の違いがある。

一番大きな違いといえば疾病死亡補償に関してだろう。

クレジットカードの海外旅行傷害保険では、海外旅行中に「病気が原因」で死亡、もしくは後遺症が残ってしまった場合補償はされない

たとえ現地で病気になったとしても、この2つに関しては補償の対象外となるのだ。

しかし一般的な海外旅行傷害保険では、疾病死亡補償や後遺障害補償がある。

病気に関しての補償は、一般的な海外旅行傷害保険の方が安心感があるといっていい

治療費の支払い方法は確認必須

海外旅行中に怪我や事故病気などになった場合支払う治療費に関しても違いがある。

一般的な海外旅行傷害保険の場合は、治療に際しての自己負担は一切ない。

その場でお金を支払う必要はないのだ。

ところがクレジットカードの海外旅行傷害保険の場合は、高額であっても治療費を先に支払うことが多い

その場合はかかった治療費を後日、クレジットカード会社に請求することになる

日本損害保険協会が発表している「盲腸(虫垂炎)手術入院の都市別総費用」のリストをみると、どれくらいの治療費がかかるかよくわかる。

都市 総費用(円) 平均入院日数
ホノルル 2,560,000 2
ロサンゼルス 1,624,400~2,165,800 2
バンクーバー 1,108,600~1,773,800 2
ロンドン 1,302,800~1,737,100 2~3
ウィーン 1,273,500 3~4
ローマ 1,217,600 4
アテネ 1,136,500 3~4
ゴールドコースト 1,021,100 2~3
マドリード 1,014,400 5~7
パース 408,400~1,002,100 3~4
バリ 831,600~884,400 3
メキシコシティ 758,000~866,300 5~6
シェムリアップ
(アンコールワット)
649,700~866,300 3
パリ 860,500 3
シンガポール 154,800~773,800 1~2
プノンペン 649,700 3
モスクワ 533,900~618,600 2
オークランド 570,500 3
リスボン 568,200 5~6
イスタンブール 520,900 4~5
バンコク 511,000~ 2~3
オスロ 477,900 4~5
サンパウロ 415,200 3
マニラ 393,400 7
クアラルンプール 234,200 3~4
上海 112,500 7
ホーチミン 92,000 3~5
北京 45,000~90,000 7

ホノルルやロサンゼルスなどは、入院2日間で200万以上かかる場合があるのだ!

これを先に支払う必要があるとなると本当に厳しい・・・。

このデータを見るとクレジットカードの海外旅行傷害保険はデメリットが大きいと感じる人もいるだろう。

しかしクレジットカードの海外旅行傷害保険でも、治療費を一切立て替える必要がなくキャッシュレスで診療が受けられるものもある

その場合は一般的な海外旅行傷害保険と同じなので非常に使い勝手が良い。

これは非常に重要な事なので後ほど、「自動付帯」「利用付帯」と合わせてクレジットカードをまとめて紹介する。

クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険の「自動付帯」と「利用付帯」

もう一つ、クレジットカードの海外旅行傷害保険と一般の海外旅行傷害保険との大きな違いがある。

それは「自動付帯」「利用付帯」だ。

これはクレジットカードの海外旅行傷害保険のみにある条件といえる。

これを知らないと補償が受けられなかったり、補償額に大きな差が出てきてしまうため、必ずチェックする必要がある重要な項目だ。

自動付帯とは

クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険が、そのカードを持っているだけで適用される事をいう。

海外に出国した日から60日、または90日間自動的に補償の対象となる。

特に何か手続きをする必要もないため、非常にお得だといっていい。

利用付帯とは

一方、利用付帯とはツアー代金や公共交通機関の料金をそのクレジットカードで支払うことで適用される付帯のことを指す。

つまりある条件下でカードを使わなければ補償が受けられないのだ。

自分のクレジットカードの海外旅行傷害保険が利用付帯な事知らず、何かトラブルがあった場合は悲惨な結果にもなりかねない。

必ず自分のクレジットカードの海外旅行傷害保険が自動付帯なのか利用付帯なのかは確認しておこう!

クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険の選び方

それではクレジットカードの海外旅行傷害保険を際選ぶ時はどうしたらいいかまとめよう。

色々な側面から海外旅行傷害保険について説明してきたが、着目点は3つ

クレジットカードの海外旅行傷害保険のチェック項目

  1. キャッシュレス診療が可能かどうか
  2. 自動付帯なのか利用付帯なのか
  3. 疾病補償がついているか

この3つをまず確認しておこう。

その後、補償額など自分の状況に合わせて絞り込みをしていくとスムーズにクレジットカードを選べるはずだ。

キャッシュレス診療が可能な海外旅行傷害保険付きクレジットカード一覧

以下のクレジットカードはすべてキャッシュレス診療が可能なクレジットカードだ

その中で「自動付帯」と「利用付帯」の2つがわかるようにまとめている。

クレジットカードを選ぶ際に参考にしてほしい。

カード名 年会費 疾病傷害治療費 付帯条件
エポスカード
詳細はこちら
無料 疾病:270万円
傷害:200万円
自動
楽天カード
詳細はこちら
無料 各200万円 利用
楽天ゴールドカード
詳細はこちら
2,000円 各200万円 利用
楽天プレミアムカード
詳細はこちら
10,000円 各200万円 自動
JCBカード W
詳細はこちら
無料 各100万円 利用
JCB一般カード
詳細はこちら
初年度無料
次年度1,250円
各100万円 利用
JCB EIT 無料 各100万円 自動
JCBカード EXTAGE
詳細はこちら
無料 各100万円 利用
JCBゴールドカード
詳細はこちら
初年度無料
次年度10,000円
各300万円 利用
リクルートカード
詳細はこちら
無料 各100万円 利用
REX CARD
詳細はこちら
無料 各200万円 自動
三井住友VISAクラシック
詳細はこちら
初年度無料
次年度1,500円
各100万円 自動
三井住友VISA
アミティエ(女性専用)
初年度無料
次年度1,250円
各100万円 自動
ライフカード
詳細はこちら
初年度無料
次年度1,250円
各200万円 自動
セディナカード
詳細はこちら
初年度無料
次年度1,000円
各100万円 自動
ミライノカードゴールド 3,000円 各500万円 自動
セゾンゴールドアメックス 初年度無料
次年度10,000円
各300万円 自動
ジャックス横浜
インビテーション
無料 各200万円 自動
ジャックス
R-styleカード
初年度無料
次年度1,250円
各200万円 自動
美otopeカード 初年度無料
次年度1,250円
各200万円 自動
JAカード 初年度無料
次年度1,250円
各200万円 自動
MileagePlus
セゾンカード
1,500円 各300万円 自動
JTB旅カード
VISA/マスター
1,600円 各150万円 自動
JTB旅カードJMB(JCB) 2,000円 各150万円 自動
VIASOカード 無料 各100万円 利用
大丸松坂屋カード 初年度無料
次年度1,000円
各50万円 自動
ベルメゾン
メンバーズカードVISA
無料 各50万円 利用
SuMi TRUST CLUB
エリートカード
3,000円 各150万円 利用
ANAワイドカード 7,250円 各150万円 利用

シーン別、選ぶべき海外旅行傷害保険

様々な国で治療費が違うが、だからこそどの国に旅行に行くのかで、海外旅行傷害保険を選ぶ必要が出てくる

ケース別であると安心な海外旅行傷害保険をみてみよう。

中国や台湾、韓国に行く場合

近隣の国である中国や台湾、韓国は国のインフラが整っているので、あまり深刻な病気にかかる心配も少ない。

しかも治療費や何かあった場合の渡航費などもそこまで高くないため、クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険で問題ない地域と言える。

また中国はスマホ決済のインフラが非常に整っている。

現金で買い物をするよりスマホ決済で買い物をした方がスムーズに行く場合が多い。

これをみてもクレジットカードとの相性は非常にいいといえる。

アメリカやヨーロッパに行く場合

アメリカやヨーロッパなどの欧米諸国もインフラが非常に整っているため、衛生面などの問題はほぼないといえる。

これを考えるとクレジットカード付帯の海外旅行傷害保険で十分地域だと言えるが一つ問題がある。

それは治療費だ。

先ほどの表でもあるように、ハワイはホノルルなどでは盲腸の手術だけで最大256万円も請求がされる

これを考えると、先に支払う必要のないキャッシュレス診療に対応している海外旅行傷害保険がいいだろう。

東南アジアやアフリカに行く場合

東南アジアやアフリカ内の近代的な都市以外のローカルな地域に行く場合は、クレジットカードの海外旅行傷害保険だけでは不安がある

なぜなら、思わぬ感染症などにかかってしまう可能性があるからだ。

場合によっては水を飲んでしまっただけでも体調不良を起こしかねない。

そのため、保険会社の海外旅行傷害保険のように疾病死亡補償などがついてるものが望ましい

留学に行く場合

1ヶ月や2ヶ月の留学であればクレジットカードの海外旅行傷害保険でも十分カバーできる可能性もある。

しかし、留学の場合は、半年など長期間になる事が多い。

そのためクレジットカードの海外旅行傷害保険の期間では足りない可能性が出てくる。

その際は保険会社の海外旅行傷害保険にしたり海外留学保険(期間が2年など)を利用することをおすすめする。

クレジットカードの海外旅行傷害保険の使い方

実はクレジットカードの海外旅行傷害保険の使い方を知らない人が多い

せっかく自分に合った保険を付帯していても、使い方を知らなければ全く意味がない。

基本的な流れを説明するので、万が一の為に使い方をしっかり覚えておこう。

またクレジットカード会社によっても使い方が違う場合があるので、必ず確認するようにしてほしい。

海外旅行傷害保険を使って、キャッシュレス診療を受けるまでの流れ

キャッシュレス診療を受けるまでの流れ

  1. クレジットカードの「海外アシスタンスサービス」や「緊急デスク」といった緊急時連絡先へ電話をする。
  2. カード会社がカード番号や有効期限など会員情報を照合。
  3. 緊急デスクにキャッシュレス診療が可能な病院の予約・手配をして貰う。
  4. 緊急デスクに案内された病院へ行き、受付をして診療。

大体このような流れになる。

注意点

次にクレジットカードの海外旅行傷害保険を使う為にいくつかの注意点を説明する。

どれも覚えておかないとキャッシュレス診療を受けられない可能性があるので注意しよう。

いきなり病院に行ってはダメ!

突発的な事故で連絡ができない場合は仕方がないが、基本的にいきなり病院に行ってはダメ

全ての病院がキャッシュレス診療ができる提携の病院とは限らないからだ。

必ず緊急デスクなどに連絡をして予約を取ってもらってから行くようにしよう

キャッシュレス診療に必要な書類

キャッシュレス診療を受けるために必要な書類がいくつかある。

必要書類

  1. パスポート
  2. クレジットカード
  3. カード利用明細(利用付帯の場合)

自動付帯の場合はカードの理由を明細などは必要ないが、利用付帯の場合は必要になるので控えておこう。

また、サポートデスクなどに連絡した際、必要になる書類を再度確認してから病院にいくようにしよう。

日本が土日祝、年末年始などは要注意!

キャッシュレス診療を受けるのに、保険会社側が本人かどうかの確認が必要になる。

もしクレジットカード会社が休みの場合には、この確認が取れずにキャッシュレス診療ができない可能性があるのだ。

曜日を選んで怪我や病気をすることはできないのである意味不便ではある。

どうしようもないことなのだが一応頭の中に入れておくといいだろう。

その他のクレジットカードの海外旅行傷害保険のメリット

様々なメリットがあるクレジットカード付帯の海外旅行傷害保険。

しかし今まで説明してきた以外に、知っておくと便利なメリットがいくつかあるので紹介しよう。

クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険は合算が可能!

便利なメリットとして知っておくといいのが、この合算だ。

海外旅行傷害保険付きのクレジットカードを2枚以上持っている場合、それぞれの補償額を合計できるのだ!

ライフカードとエポスカードで表にしてみたので、どういうことか下の表を見てもらえばわかるはずだ。


ライフカード

エポスカード
合算補償額
補償期間 90日 90日 90日
条件 自動付帯 自動付帯
傷害死亡/後遺障害補償 2,000万 500万 2,000万
傷害治療補償 200万 200万 400万
疾病治療補償 200万 270万 470万
賠償責任補償 2,000万 2,000万 4,000万
携行品損害補償 20万 20万 40万
救援者補償 200万 100万 300万

上の表の太字になっている数字をみてもらえば一目瞭然だ。

簡単に言えば、補償額を上乗せして上限を引き上げる事ができるのだ。

欧米諸国などの治療費が高い国に旅行に行った場合には、海外旅行傷害保険付きのクレジットカードを2〜3枚持っていくとカバーできてしまうのだ

現在クレジットカード1枚しか持っていなければ、渡航先によってクレジットカードを増やしてもういいだろう。

ただし注意点が2点。

「補償期間」「傷害死亡/後遺障害補償」は合算されない。

傷害死亡/後遺障害補償に関しては、持っているクレジットカードで最も高い補償額が適用されることになっている。

この2つに関しては合算を狙う際には覚えておくといいだろう。

補償期間を最大180日できる!

メリットというよりは裏技に近いかもしれない。

今まで説明してきた通り、クレジットカードの海外旅行傷害保険の補償期間は60日か90日のものがほとんどだ。

しかも上でも説明したように2枚クレジットカードを持っていても合算されない。

ところが、自動付帯と利用付帯のクレジットカードを利用する事で、最大180日の補償期間にすることができるのだ。

条件があるが方法は以下の通り。

条件:「海外で公共交通機関の料金を払った場合、その日から最長90日間補償が受けられる。」利用付帯のクレジットカードを1枚持つこと。

補償期間を最大180日にする方法

  1. 自動付帯のクレジットカードで補償がスタート
  2. 90日で補償期間が切れる頃、利用付帯のクレジットカードで公共交通機関を利用

これでその日からさらに90日間補償期間を延ばすことができる。

半年くらいの留学であればクレジットカードの海外旅行傷害保険で十分な可能性がある

ただし、補償内容が薄かったり、利用付帯のクレジットカードが使えなかったりする場合もあるので事前に調べておくといいだろう。

海外旅行傷害保険付帯のおすすめのクレジットカード

ここからは海外旅行傷害保険がついているクレジットカードの中でもお勧めのカードを紹介していこう。

上で紹介した表と合わせて参考にして欲しい。

エポスカード

エポスカード(EPOS CARD)
総合評価
ブランド
電子マネー
年会費 永年無料
入会資格 18歳以上(高校生は除く)で電話連絡が可能な方。提携する金融機関に決済口座をお持ちの方
ETC年会費 永年無料
発行期間目安 約7日
ポイント エポスポイント
ポイント還元率 0.50%~5.50%
付帯保険 国内旅行保険:無
海外旅行保険:最高2,000万円
ショッピング保険:無
キャンペーン 入会、各種登録、カード利用で最大2,000円分のエポスポイントプレゼント
※情報には注意していますが、必ず申し込みサイトで内容を確認してください。
  • ポイントを獲得できる加盟店がかなり多い!
  • エポスカードで支払うだけで割引が受けられる!
  • 電子マネーのチャージでもポイントがつく!

 

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年会費が無料の上、キャッシュレス診療に対応し、しかも海外旅行傷害保険が自動付帯の高スペックのカードだ。

メインのカードとして使ってもよし、サブカードとして持っていてもよしでデメリットが非常に少ない。

海外旅行傷害保険の合算利用としても十分だ。

海外旅行に行く日がかなり迫っている場合でも、エポスカードは即日発行が可能。

急な場合でもとりあえずエポスカードを作っておけば間違いない。

エポスカードに関しては以下のページで詳しく説明してあるので参考にして欲しい

楽天カード

楽天カード
総合評価
ブランド
電子マネー
年会費 永年無料
入会資格 楽天会員登録(無料)をされている、満18歳以上で安定した収入のある方および学生の方(高校生は除く)。
ETC年会費 540円(楽天PointClubの会員ランクが、ダイヤモンドかプラチナ会員で無料)
発行期間目安 約7日
ポイント 楽天ポイント
ポイント還元率 1.00%~10.00%
付帯保険 国内旅行保険:無
海外旅行保険:最高2000万
ショッピング保険:年間50万円
キャンペーン 最大5,000円相当のポイントプレゼント 最大8,000円相当のポイントプレゼント※一週間だけの期間限定最大5,000円相当のポイントプレゼント
※情報には注意していますが、必ず申し込みサイトで内容を確認してください。
  • ポイントの還元率が高い!
  • 審査が早く、カードが手元に届くまでの負担が少ない!
  • 楽天市場でポイント最大3倍!

 

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筆者の記憶では、キャッシュレス診療には対応していなかったと思うのだが、調べると対応していた。

となると、海外旅行でも十分に使えるクレジットカードになる。

年会費無料で、海外旅行傷害保険が付帯されており、ポイントがガンガン貯まるのであれば、メインとして使っていくには十分だ。

ただし、利用付帯のなので必ず出国前にツアー料金や公共交通機関を利用した際の支払いに使う事

楽天カードに関しては以下のページを参考にしてほしい。

リクルートカード

リクルートカード
総合評価
ブランド
電子マネー
年会費 永年無料
入会資格 原則として18才以上で、本人または配偶者に安定した収入のある人(学生を除く)
ETC年会費 無料(Mastercard,Visaは新規発行手数料1,000円(税抜))
発行期間目安 約8日
ポイント リクルートポイント
ポイント還元率 1.20%~13.00%
付帯保険 国内旅行保険:最高1,000万円
海外旅行保険:最高2,000万円
ショッピング保険:年間200万円
キャンペーン ・最大6,000円分のリクルートポイントプレゼント
※情報には注意していますが、必ず申し込みサイトで内容を確認してください。
  • 買い物、チャージに関わらずポイント1.2%付与の高還元率!
  • ホットペッパーグルメなら予約・来店で予約人数×50ポイント追加!
  • 年会費無料なのに、付帯保険が素晴らしい!

 

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年会費無料であれば、リクルートカードもおすすめだ。

海外の買い物でもポイントの貯まり方はクレジットカード最強クラスだ。

しかし、海外旅行傷害保険の補償額は若干低めなので、これ一枚だとこころもとない。

エポスカードや楽天カードと併用するといいだろう。

ライフカード

ライフカード(life-card)
総合評価
ブランド
電子マネー
年会費 永年無料
入会資格 日本国内にお住まいの18歳以上(但し高校生を除く)で、電話連絡が可能な方。
ETC年会費 永年無料
発行期間目安 約10日
ポイント LIFEサンクス
ポイント還元率 0.50%~1.50%
付帯保険 国内旅行保険:無
海外旅行保険:無
ショッピング保険:年間50万円
キャンペーン 特になし
※情報には注意していますが、必ず申し込みサイトで内容を確認してください。
  • 条件無しで年会費無料!
  • 誕生月はポイント獲得3倍!
  • 「L-Mall(エルモール)」活用でポイント最大25倍

 

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2年目より年会費がかかってしまうが、海外旅行傷害保険の補償額が高めで自動付帯なのが大きなメリット

さらに国内旅行傷害保険まで付いている。

保険の付帯サービスでいえば非常におすすめのクレジットカードになる。

更に誕生日月に海外旅行に行けば通常の5倍のポイントがもらえるので、利用価値は非常に高い。

まとめ

できるだけ分かりやすく書いたつもりだがいかがだっただろうか。

海外旅行に行く前に参考になれば幸いだ。

クレジットカードの海外旅行傷害保険に関しては、何かと分かりづらいことが多い。

もしこれ以外に知りたいことなどいやわからないことがあったら、調査してお伝えするのでお問い合わせより連絡してほしい。